お店が潰れました
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学生の頃は、セブンイレブンで百円で売っていたピーナッツバターパンで、お腹を満たすのがトレンドだった黒田です。
(安くお腹いっぱいになりたかったので)

 

 

さて、今日は「誰のアドバイスを聞きますか?」というテーマでお話しします。

 

つい、勘違いしやすいところなので、ぜひ最後までお読みいただければと。

 

僕は学生時代に居酒屋で、アルバイトをしていました。

 

その居酒屋は日本酒の品揃えが豊富なお店で、料理も美味しく、けっこう安い。

 

しかも店長が気前のいい人で、しょっちゅう値引きとかもして、僕自身も気持ちよく働かせてもらっていました^ ^

 

その居酒屋で働いているときにお客さんから言われた言葉で今も覚えている言葉があります。

 

それは、とあるお客さんにいつものように日本酒を出した時にもらった言葉です。

 

そのお客さんは常連さん。

 

店長は常連さんには割とサービスする人です。

 

僕は店長の指示で、そのお客さんに日本酒をサービス(いつもより多い量を入れてあげる)しにいきました。

 

ただ、そのときにお客さんに

 

「サービスしなくても大丈夫ですよ」と言われたんです。

 

僕としては、「え、なんでこの人断るの?せっかくお得なのに」と不思議に思いました。

 

続けて、その人は「このお店は美味しいし、日本酒はたくさんあるし、まだまだ来たいと思っている。だからサービスはいらないから、その分長くお店を続けてほしい」

 

そう言われたんですね。

 

ただ、その頃の僕はあまりお店の利益のこととか分かっていなかったので

 

「そういう考えもあるんだなぁ」くらいでした。

 

それから時間が経ち、赤字続きだったそのお店は潰れてしまいました。

 

お客さんの願いを叶えられなかった、ということです。

 

その時、僕はようやく気付きました。

 

割引きやサービスすることが必ずしもいいこととは限らない。

 

それよりも大事なことは、応援してくれるお客さんのために事業を続けることなんだな、と。

 

お客さんの中には、とにかく安ければ嬉しい、という人もいます。

 

だから、「もっと安いといいと思うよ!」とアドバイスする人もいるでしょう。

 

これは、その人が間違っているわけではありません。

 

ただ、もしそのアドバイスを聞いたせいで、お店が潰れてしまったとしたら、、、

 

それはアドバイスを聞く相手を間違えた、ということです。

 

本当に聞くべきだったのは「サービスはいらないから、長く続けてほしい」と言ってくれる人だったのでしょう。

 

つまり、アドバイスを聞く相手によって人生は変わってしまう、ということです。

 

僕は今でも、時々そのことを思い出して

 

「誰のアドバイスを聞くべきか?」

「誰のアドバイスにそって事業を続けるか?」

 

と考えるようにしています。

 

とても大事なことなので。

 

さて、人生の中では、さまざまアドバイスを受けることがあるでしょう。

 

ただ、そのときに考えてほしいのです。

 

「本当にその人のアドバイスを聞き入れるべきなのか?」と。

 

誰のアドバイスを聞き入れるかで人生は大きく変わります。

 

ぜひ、聞くべき人のアドバイスを聞いてくださいね。

 

P.S
安売りを否定するわけではありません。

が、安売りして会社を潰す人は自分のためにお客さんのためにも良くないってことです。

 

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