新年の目標を立てる前に知っておきたい5つの指標
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FROM:黒田光弘

 

2016年も残すところあとわずかですね。

今年の1年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

満足のいく1年でしたか?

それともまだまだもっとできた1年だったでしょうか?

 

判断基準は人それぞれですが、振り返るにはやはり「目標」が大切ですよね。

目標に対してフィードバックしたほうが、より判断しやすいでしょうから。

ただ、ちょっと待ってください。

そもそもあなたは正しい目標設定の方法を知っていますか?

これを知っていなければそもそも目標を立てた段階で達成する可能性がガクンと減ってしまいます。

そこで今日は確実に目標を達成するための5つの指標についてお話したいと思います。

 


目標設定する前に知っておきたいSMARTの法則


あなたはSMARTの法則ってご存知ですか?

あらゆる分野で目標設定するときに知っておかなければならない法則です。

SMARTとは英単語の頭文字を組み合わせたものです。

それは

 

S(Specific)・・明確にする
M(Measurable)・・計測可能にする
A(Agreed upon)・・自分で同意できる
R(Realistic)・・現実的なものにする
T(Timely)・・期限を設ける

 

この5つです。

目標設定するときにはこのあ5つの指標に当てはまっているかいないかで達成の可能性が確実に変わります。

それぞれ見ていきましょう。

 

S(Specific)・・明確にする


あなたの立てた目標は誰が見ても明確ですか?

・〇〇を頑張る

・〇〇みたいになる

など、あいまいな目標になっていませんか?

 

たとえば「フリーランス栄養士になる」というのは明確な目標ではありません。

会社をやめればフリーランスですか?

それとも、収入をサラリーマン以上稼いだら?

なにをもってフリーランスとするのかがわかりません。

他の指標との兼ね合いもありますが、しっかりと言葉で説明した時に誰が聞いても理解できる状態にしましょう。

 

M(Measurable)・・計測可能にする


これは数値で測れる目標にするということです。

先ほどのフリーランスになるという目標はは数値化できませんよね。

 

ですから

・月商 平均20万円以上稼ぐ

・セミナーに10回は参加する

・本を10冊は読む

 

など、数字で判断できる目標にします。

ちなみに、「〇〇さんと仲良くなりたい」のような目標を数値化したい場合は

・1日1回挨拶する

・食事に月に3回は誘ってみる

などのような目標にするといいでしょう。

仲良くなるというのはあいまいな表現ですし、相手は変えることはできません。

あくまで、あなたの行動目標をこなしたうえでフィードバックする必要があります。

 

A(Agreed upon)・・自分で同意できる


僕はこれが1番大切だと思っています。

これは

「そもそも本当にその目標を達成したいのか?」

ということです。

達成したくない目標は達成できません。

自分にとって本当に必要なのか、しっかりと向き合う時間も必要です。

まず目標を達成しなかった時のデメリット、達成した時のメリットを考えます。

そして、本当に達成したいと思った目標を設定することがとても大切なことなんです。

 

R(Realistic)・・現実的なものにする


これは今のあなたの状況から本当に現実的かどうか判断するということです。

たとえば、年収300万円の人が来年、年収1億円を目指すのは現実的ではありませんよね。

また、本を1冊も読んだことのない人が来年100冊読むのもかなり難しいでしょう。

現実的に可能でない目標はモチベーションも維持しにくいです。

 

最初は確実に達成できそうな目標から、ちょっと頑張らないと難しい目標へと徐々にシフトしていくのがおすすめです。

目標を達成することになれていくことで、自分のことをより客観的に判断できるようになります。

現実的な目標を達成するくせをつけていきましょう。

 

T(Timely)・・期限を設ける


期限が決まっていない目標は目標には成り得ません。

必ず、「いつまで」を明確化しましょう。

そのうちは一生来ません。

期限が決まれば、自ずと自分の行動もそこに向かっていきます。

 

できれば年間目標は大きな目標になるでしょうから、年間目標を達成するための月間目標。

月間目標を達成するための週間目標。

そして週間目標を達成するための1日の目標を決めて行動していくとより自然と期限も決まるので達成の確率は上がるでしょう。

 

 

目標を立てることを目標にしてはいけない??


いかがだったでしょうか?

そんなことわかっていると思ったかもしれませんね。

でもj、いざ自分の目標を振り返ってみるとこの5つの指標に当てはまらないことも多いのではないでしょうか?

 

ぜひ、活用して欲しいと思います。

ただ、最後に1つだけ言っておきたいことが。

それは

「目標を立てることは目標にしてはいけない」

思わないでください。

 

もちろん、目標は立てただけでは意味はありません。

ですが、正しい目標設定はしっかりとした時間を確保する必要があります。

そのために、SMARTの法則を使って目標をしっかりと立てることは十分に最初の目標になります。

 

ぜひ、この年始に

「1月〇〇日までに、SMARTの法則にしたがって2017年の目標を立てる時間を〇〇時間確保し、本当に達成したいと思える目標を最低1つは設定する」

 

というの年内最後の目標にしてみてはいかがでしょうか?

あなたの来年が素晴らしい1年になるように心より応援しております。

 

それでは、良いお年をお過ごしくださいね。

 

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