最近、葉加瀬太郎の音楽を聴いて、情熱大陸っぽい気分で仕事をしている黒田です。
さて、今日は「保険で元をとろう」というお話です。
先日、個別相談で「保険に助けられた経験があるので、辞めるのに抵抗があるんです(^^;;」とうい相談を受けました。
その方は、過去に心臓系の病気で入院したことがあり、そのときに保険でまとまったお金が入ってきたので、「保険入っててよかった」と思ったわけです。
保険のCMとかもこんな感じですよね。
「がんになったときに保険に入ってよかったです!」みたいな。
ここで、ちょっと冷静にその方の実際のお金の流れから保険のメリットを考えてみましょう。
その方は医療保険、がん保険などで毎月2万5千円を保険に払っていました。
心臓の病気で入信したときにかかった医療費は、高額療養費制度を利用したので約16万円くらいです。
そして、もらった保険金は約60万円。
医療費16万円に対して60万円の保険金。
これだけお金が入れば安心でしょう。
ただ、ここで冷静になりましょう。
毎月2万5千円の保険料を払っているとすると、年間30万円。
今回、もらった保険金は「2年分の保険料」にしかなりません。
もし、30歳から60歳まで保険に入り続けるとすると、、、、
一生で払う保険料は900万円です。
もらえる保険金が60万円だとすると、
「15回以上、心臓の病気で入院してはじめて元が取れる」
これが正しい認識です。
これなら、普通に毎月2万5千円貯金して、それを医療費に回せばいいのでは?
というのが僕の結論です。
保険に入っている人99%はそもそも医療費がいくらかかって、いくら貰えるの知りません。
よく分からないけど、なんか安心、というものお金は払っています。
それで老後苦しむんだから、本末転倒じゃないかと、、、
あなたが、もし保険に入っているなら、ぜひ冷静に考えてみてくださいね。
「その保険は本当に必要ですか?」と。
P.S
ちなみに保険会社やFPに相談しても意味ないです。
「ちょっと保証が不安ですね」
「もう少し、月の負担を減らしましょう」
とか、よく分からないこと言われるだけなので。
保険に関しては、保険を売っていない人に相談しましょう^ ^