今日は、よくある質問にお答えしようかと思います。
それが「確定拠出年金」についてです。
最近はやりの「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」も同じくくりですね。
これの特徴は「節税しながら運用できる」という点でしょう。
簡単に説明しますね。
まず、確定拠出年金を始める場合は会社や個人で金融商品を選びます。
掛け金は人によって違いますが、だいたい5000円~2万円くらいの人が多いですね。
選ぶ金融商品はいろいろありますが、たとえば国内株式のETF(投資信託みたいなもの)を選んだとします。
そうすると、投資信託で資産運用をはじめました!となるんですが、普通の投資と違うのが「節税」です。
まず、確定拠出年金は掛け金が税金の控除になります。
仮に掛け金が月に2万円だと年間24万円が控除になり、年収などによっても変わりますが、年間3~5万円くらいの節税ができます。
さらに、運用益に関しても課税されません。
これは、仮に毎月2万円を年利5%で30年間運用するとざっくり900万円くらい運用益がでます。
普通なら、900万円に対して約20%の180万円くらいが税金で取られますが、それが無課税になるんです。
つまり、確定拠出年金とは「毎年節税しながら、増えた分にも税金がかからない資産運用」ってことですね。
節税しながら、運用できるならいいじゃん!!!と思いましたかね。
まぁ、実際悪くはないと思います。
ただ、僕はあまり興味がありません。
理由は簡単で、自分でアメリカ株を買ったほうがお金が増えるからです。
詳しく語ると、長くなるのでざっくり説明します。
仮に毎月2万円を30年間運用する場合確定拠出年金とアメリカ株を比較してみましょう。
【確定拠出年金 年利5%】
元本720万円→1637万円
年間の節税金額3万円×30年=90万円
課税なしなので、1720万円のプラス
【アメリカ株 年利10%】
元本720万円→4159万円
税金で20%は取られるので残りは約3300万円のプラス
と、このように同じ金額を投資しているのに、アメリカ株の方が1500万円ほど多くなります。
なので、僕の場合はアメリカ株で運用しているので確定拠出年金にあまり興味がないんです。
ただ、確定拠出年金は選ぶ商品を間違えれば年利5%どころかマイナスもありえます。
ですのでどちらにしろ投資先の商品選びをするための資産運用の知識が必要です。
結果、確定拠出年金について僕がいえるのは
「投資先を選ぶだけの資産運用の勉強はちゃんとしましょう。
そしてできれば、アメリカ株式の勉強をして、確定拠出絵年金ではなくアメリカ株の運用しましょう。」
ってのが答えになります。
知識に勝る資産なし。
あなたならどうします?