栄養士がフリーランスを目指す上で起きる問題点
Little Herr Albert
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フリーランスを目指したい!

そう考える人は多いです。

ただ、実はそのほとんどの人が行動し続けることができません。

それはフリーランスを目指す上で起きる問題点を理解していないからです。

今回はその問題点と対処法についてお話しします。

フリーランスを目指すあなたに生じる問題点とは

1フリーランスになりたい理由がない

◆しっかりと考える

最初に起こりうる問題です。

自分がなぜ、フリーランスになりたいのかを考えた時にそれに当てはまる理由がない。

実はこういった人もたくさんいます。

 

これは

「今の会社員の生活はイヤだ。」

「もっと、資格を生かしたい。」

「食に関わる仕事がしたいとは思っている。」

「ただ、フリーランスになりたい理由を真剣に考えてみると実際は本当になりたいかどうかわからない。」

このように状態になった場合です。

 

この問題が生じた場合の対処法は2つです。

・フリーランスとして活動している人に話を聞く

・今の自分の生活の問題点を整理する

それぞれ説明します。

 

◆フリーランスとして活動している人に話を聞く

フリーランスとして活動している人に相談に乗ってみてもらってください。

無料のものもあれば有料のものもあります。

知人にいればその人でもいいでしょう。

 

そして、その人が考える「フリーランスのメリット・デメリット」を質問してみてください。

できれば、一人ではなく複数の人に話を聞けるとベターです。

そうやって話を聞くことで共感できる部分や自分がなぜフリーランスを目指すべきなのか、気づかせてもらうことができます。

実際に話を聞くことでモチベーションを上げることができます。

また、一人でフリーランスとして活動するのは大変なので共感できる先輩がいればその人に相談することもできます。

実際に活動している人の話を聞くことは一番の近道です。

 

◆今の自分の生活の問題点を整理する

続いての対処法は問題点の整理です。

つまり、今の生活の自分の問題点をしっかりと把握する。

その上でフリーランスを目指すかどうかを判断するということです。

実は、問題によってはフリーランスを目指す必要がない人もいます。

 

例えば、今の会社は早番や遅番があって、不規則な時間で働かなければいけない。それを解消するためにフリーランスになりたい。

この場合は資格にこだわらないのであれば、転職すればいいだけです。不規則な時間じゃない職場なんて山ほどあります。

他にも給料が安いのが不満なのであれば給料が高い職場へ転職すればいいのです。または副業でアルバイトをしてもいいでしょう。

 

特に栄養士に多いのですが、「栄養士」という資格にこだわりを持ってしまって自分の選択肢を狭めてしまっています。

 

せっかく取った資格だから生かしたい気持ちはよくわかります。

でも、今の会社で資格を生かしきれていないのならこだわる必要はありません。

全く違う職種に転職して問題が解決するのならそれでいいのです。

ただ、どうしても栄養学を生かしたいと思っているのなら、転職後にフリーランスとして副業で始めることもできます。

 

自分の問題を整理して、解決策は柔軟に対応する。

その解決策の1つがフリーランスなのです。

2 時間やお金がない

これもほとんどの人が生じる問題です。

仕事が忙しい上に給料が安いので、勉強する時間もお金もないということです。

やる気はあってもここを解決できなければフリーランスになることはできません。

では、この問題への対処法はどうすべきなのでしょうか?

◆本当に時間やお金がない?

まず、考えなければ「本当に時間やお金がないのか?」ということです。

「本当ですよ!信じてないのですか?」

「毎日忙しいし、給料も安んです。。。」

このように言いたくなる人もいるかもしれません。

でも、僕の知る限りですがそもそもほとんどの人が「自分の使っている時間とお金」を把握していません。

 

何にどれくらいの時間を費やしているのかを聞いても答えられませんし、家計簿もつけていません。

それなのになぜ時間やお金がないと言い切れるのでしょうか?

時間やお金がないのではなく、「時間やお金を作る気がない」というのが実情です。

 

実際、僕は会社員1年目の頃、手取りの給料は月平均だと16万円。

毎日サービス残業を3時間くらいしていました。

休日は大体月8日です。

それでも、自己投資のために最低でも月2万円。

休日の半分は勉強会やセミナーに参加する。そして平日も月に1~2冊の読書は欠かしませんでした。

 

でも、それが大変だとは思っていませんでした。

僕に取っては休みの日に友達と遊びに行くより、そっちの方が楽しかったのです。

達成感もありますし、新しい人との出会いも新鮮でした。

だから、お金や時間の優先順位が違っただけです。

 

そのおかげで今があります。

本当にフリーランスになって自分のやりたいことや得意なことを生かして仕事をしたいのなら、まずは時間をお金を作ることからです。

 

そのためには、今あなたが使っている時間とお金を把握すること。

そして、その中から将来の自分のためにどれだけ使うことができるのか。

それを考えてみましょう。

考えると意外と無駄な時間やお金が多いことに気づきます。

例えばスマホでFacebookやYahoo!ニュースを見ている時間や携帯電話やWi-Fiモバイルに支払っているお金。

削減できることは沢山あります。

 

厳しく聞こえるもかもしれませんが無理をする必要はありません。

小さなことからでもいいので始めると数年後にはかなりの差になるのです。

3 行動が続かない

◆人は変わりたくない

最後の問題は最も大きな問題です。

それはフリーランスになる理由も見つけて、そのために必要な時間やお金も確保した。

それでも、起きる問題。

それは「行動が続かないこと」です。

フリーランスになりたいと思っているのだけど、すぐに行動をやめてしまう。

そして、自己嫌悪に陥ってしまし、次第に行動することをやめてしまうのです。

でも、それは誰もが通る道です。

あなたが知っておくべきことは「行動は続かなくなってしまう」というのを把握した上で対処する方法なんです。

 

まず、大前提として「本来人は変わりたくない」のです。「変化したくない」のです。

 

これが本質的にあることを知っておいてください。

なぜなら、遺伝子上変化することは危険だからです。

◆変化するのには強い理由が必要

例えば、大昔を想像して見ましょう。

あなたはある集落にいます。そこでは食事も食べることもできて生活も安定している。

多少の不満はありますが、特に問題なく生活できています。

 

そんな時に、まだ行ったことのない未開の土地に行くと今よりも食料も増えて、安定した生活を送れるかもしれないという情報が入ります。

でも、それは不確定な情報です。

そこに移動するには現在の生活を捨てなければいけません。

この場合は、昔の人はまず間違いなく移動しません。

 

なぜなら「生存」が何より優先だから。

 

変化することによって「生存」する確率が下がることはしないのです。

僕らの遺伝子は「変化」に対しての拒否反応が刻み込まれています。

特に日本人はこの傾向が強いらしいです。

だから、基本的には人は新しい生活に「憧れ」はあったとしても「変化」までには至らないのです。

 

では、「変化」するときはどんなときだったのか?

それは「生存」が脅かされたときです。

 

つまり、そこでは生活するのが難しくなってしまったとき。

初めて新しい場所に移動する。つまり「変化」しようとします。

これは現代でも同じです。

行動できない人はなんだかんだで現状に満足しています。

 

つまり、行動するためには不満が多ければ多いほど行動しやすくなります。

行動できる人は行動する理由を見つけるのが上手い人です。

 

自分の状況を不満だらけにして、行動する理由を見つける。

それによって動き出します。

そして、行動すると今度は行動している自分がどんどん当たり前になっていきます。

要は新しい集落に慣れていくのです。そうすれば行動し続けることができます。

あなたが行動できないのであれば、最初に関しては「夢や希望」よりも「不満」にフォーカスした方が動けます。

そして行動し続けていると次第に「夢や希望」のために動けるようになっていくのです。

問題点の把握でお伝えしましたが、自分が行動するためにはどんな理由が適しているのか?それを考えてみることをオススメします。

 

まとめ

問題には対処法があることを知る

いかがでしたでしょうか?

すでに身近な問題もあったかもしれません。

ですが、問題には「答え」すなわち対処法があります。

大事なことを事前にそれを知っているか、知っている人が近くにいるかどうかです。

数学の問題の答えが分からなければ数学の先生に聞きますよね。

それと同じフリーランスとして活動していく上での問題はフリーランスの人の聞くのが一番です。

良かったら試して見てくださいね。

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