フリーランスが知るべき3つの情報発信プロセス
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フリーランスとしてビジネスを進めていく。

その中で避けて通れないのが「情報発信」です。

特に今の時代ではインターネットが普及し、情報量が圧倒的に多くなりました。

そんな中で埋もれずに、自分の存在を知ってもらうためには正しい情報発信能力が必要なのです。

情報発信が苦手なあなたもきっとこの記事を読むことでその大切さを理解していただけることでしょう。

それでは早速、あなたに「情報発信」の大切さについてお話していこうと思います。

フリーランスが知るべき情報発信

情報発信には種類がある

あなたは、情報発信と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

ブログやSNSでの投稿や、メールマガジン、手紙や、ハガキ、テレビやラジオも情報発信ツールです。

ただ、そもそもなんのために情報発信をしているのでしょう?

フリーランスというビジネスを展開していく上では、情報発信にも目的を持って行う必要があります。

そこで、まず知っていただきいのは情報発信にも種類があるということです。

情報発信はその目的から3つに分類されます。

それが「認知」「信頼」「販売」の3つです。

この3つの情報発信についてそれぞれ説明しますね。

あなたのことを知ってもらう「認知」

最初の情報発信は「認知」のための情報発信です。

これはあなたのことを知らない人、またはほんの少ししか知らない人に向けての情報発信です。

つまり目的は「あなた」という存在がいることを頭に入れてもらうための情報発信だということです。

「認知」のための情報発信はフリーランスの場合、主に3つの媒体で行われます。

1 ブログ

あなたが書いたブログであなたのことを「認知」します。

「あなたのことを全く知らない人」または「あなたの名前やお店、商品だけ知っている人」が対象になります。

2 SNS

あなたがSNSで投稿した内容によって「認知」します。

SNSには拡散機能があるので、友達の友達などもともと知らなかった人にも「認知」される可能性があります。

あなたのことは知らないが、あなたの友達のことは知っている人が対象になります。

3 直接交流

最後は最もシンプルな方法です。それは直接会って話すこと。

「これも情報発信なの?」と思うかもしれませんが、立派な情報発信です。

直接相手にメッセージを発することほど効果的なことはありません。

ブログやSNSは直接会って情報発信したいことをインターネットという媒体を利用して行なっているに過ぎません。

情報発信の基本は「直接会って話すこと」です。

あなたのことを知らない人が対象になります。

 

 

他にも細かく言えばまだまだ「認知」のための情報発信の媒体はあります。

新聞、ラジオ、テレビ、ハガキ、チラシ、手紙etc…。ただ、広告として使うものは初期では使用しない可能性が高いのでここでは深く触れないようにしておきます。

人は「信頼」しないと信じない

続いての情報発信は「信頼」です。

これはあなたのことを「認知」はしているが、まだまだよくわからない人に向けて発信します。

目的は、「あなたという存在をさらに知ってもらうため」です。

あなたの存在を「認知」した後は、あなたに興味を持ってもらわないといけません。

 

そこであなたの考え方や、専門分野、仕事に対しての思いや日常の出来事。

こういったことを情報発信することによって、「あなたが他人から知り合い」へと移行していきます。

あなたのことを深く知れば知るほど、共感してくれる人が増えてきます。

 

特に今の情報が多すぎる時代においては「あなたならではの情報」が相手の信頼関係を構築する手助けになります。

信頼のための情報発信の媒体は先ほど「認知」で紹介した、ブログ、SNS、直接交流。

この3つの他に「メルマガ」があります。

「認知」と重複する部分もありますが、あらためて紹介しておきます。

1 ブログ

あなたが書いたブログであなたのことを「信頼」します。

あなたのことを「認知」した人がよりあなたのことを知るために「ブログ」での情報発信を受け取ります。

2 SNS

あなたがSNSで投稿した内容によってあなたのことを「信頼」します。

ただ、投稿の頻度や内容によっては誤解されやすいのもSNSでの情報発信の特徴です。

SNSによって内容が変わりますが、基本はあなたの「日常」や「考え方」、「役立つ情報」がメインになってきます。

3 直接交流

これは一度「認知」した相手と再び交流することによって「信頼」を構築する情報を発信する場合がメインです。

ただし、話し上手、聞き上手な人であれば最初に交流した段階で「認知」と「信頼」のための情報発信を同時に行える人もいます。

直接会って話すことは、あなたのことを「信頼」してもらいやすい情報発信の方法です。

4 メルマガ

先ほどの「認知」ではありませんでしたが、「信頼」のための情報発信媒体として優秀なのがメルマガです。

これはあなたのことを「認知」した相手が「メルマガに登録する」というステップを踏んでから情報発信を受け取っています。

つまり、「相手はあなたに興味がある」という前提で情報発信が始まります。

もちろん、内容によってはメルマガ購読を解除される場合もありますが、こちらから発信した情報を受け取ってもらう媒体としてはかなり優秀です。

自分の考え方や、思い、日常など様々な種類の情報発信をすることによって相手があなたのことを「信頼」してもらいやすくなります。

活用方法を間違えなければあなたのことを「信頼」してもらうために、ぜひ使って欲しい情報発信媒体です。

いきなり売り込みは厳禁の「販売」

最後は「販売」のための情報発信です。

これは、いわゆる「売り込み」の情報です。

商品の紹介や、店舗への案内ですね。

ただ、ここまでお話しした「認知」と「信頼」がしっかりと行われていれば「売り込み」も相手に不快感を与えることはありません。

あなたも相手のことを理解した上でその人たちに必要なものを「販売」しているはずだからです。

 

「販売」のための情報発信は、「認知」と「信頼」がどれだけ進んでいるかによって効果が変わります。

逆にいうと「認知」も「信頼」もされていないのに、いきなり「販売」のための情報発信をしても基本的には売れません。

例外がなくはないですが、初期の段階では難しいでしょう。

販売のための情報発信は下準備が必要です。

 

「認知」と「信頼」のための情報発信を十分にした上で「販売」の情報発信をすることを心がけましょう。

販売のための情報発信はどんな媒体を使っても構いません。

ブログ、SNS、メルマガ、直接交流。

なんでも大丈夫です。

「販売」の情報発信の場合は、どんな媒体を使うかよりも、どれだけ「認知」された後に「信頼」を構築しているかの方が大切です。

また、情報発信の内容が「自分のメリット」ではなく「相手のメリット」をしっかりと考えられているかもチェックポイントです。

「売り込み」というよりも「相手に必要なものを提案する」

このような意識で情報発信の内容を考えることができればスムーズに販売できるでしょう。

 

まとめ

正しい情報発信は「目的」を明確にしてから

いかがでしたでしょうか?

情報発信のプロセスや特徴について理解できましたか?

闇雲に情報発信するのではなく「誰に何を目的にして情報を発信するのか?」これを理解することが大切です。

あなたも正しい情報発信を覚えて、活用してくださいね。

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