今日は「配当をフル活用すべし」というテーマでお話しします。
僕は普段から、「積立するならアメリカ株!」というメッセージを発信しています。
なぜ、アメリカ株なのか?という理由はいくつかありますが、その理由が「配当」です。
この配当があるかないかで、運用の利益が大きく変わるんですね。
たとえば、あなたがiDeCoや積み立てNISAで毎月決まった5万円を積み立ているとします。
iDeCoや積み立てNISAで選べるのは「投資信託(ETF)」です。
(厳密にはちょっと違いますが、ややこしくなるので、今回はこれで。)
iDeCoや積み立てNISAで「全米株式」に投資した場合の、「年間平均成長率」は「約5%」と言われています。
この場合の期待値は
10年→770万円
20年→約2000万円
30年→約4000万円
これくらいです。
では、これを「同じアメリカ市場で配当のもらえる個別株」に投資したらどうなるでしょうか?
いろいろやり方はあるのですが、僕の持っている株だと配当が「約2%」もらえます。
つまり、この配当を使わずに再投資すると、、、
同じアメリカへの投資だとしても年間平均成長率は「5%+2%」が期待できるので、「7%」になります。
この場合の期待値は
10年→860万円
20年→約2500万円
30年→約5900万円
このように大幅にアップします。
さらにメリットがもう1つあって、あなたが積立を終わった後も配当はもらいつづけます。
仮に30年で、5900万円を貯めた場合は、配当だけで毎年100万円ほどもらえるわけです。
この配当が老後20年続くと、配当だけで2000万円。
つまり、iDeCoやNISAで30年積み立てた場合だと、4000万円。
でも、配当があるアメリカ株で積み立てた場合は5900万+配当2000万円=7900万円。
同じ、毎月5万円でも、3900万円も変わっちゃうんですね。
これが、僕が配当があるもので積立をお勧めする理由です。
ぜひ、あなたが毎月の積立をしているなら、「配当」があるものに積み立てましょう。
将来、きっと「配当最高!」と思うはずです(笑)