年収1200万円夫婦の末路
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夜の散歩もいいですが、日中の散歩で陽の光を浴びるのも好きな前村です。(在宅なので太陽の光を浴びないと枯れます。)

 

さて、今日は「年収1200万円夫婦の末路」といったテーマでお話します。

 

先日、とあるニュースを見ていて気になる記事を見つけました。

 

その内容が、世帯年収1200万円を超える夫婦が

 

「生活はもう限界です…」と答えている内容でした。

 

パッとみたら1200万円なんて年収も高いし、なんでだろう?

 

と思いますよね。

 

実際に日本全体で見ても、世帯年収が1000万円を超える家計は約10%前後と言われています。

 

これほどの収入がある家計が、なぜ「生活はもう限界です...」となってしまったのか。

 

その理由は、家の購入です。

 

この夫婦は結婚をきっかけに、職場に近い物件を探していました。

 

そこで不動産屋に行き、物件探しを手伝ってもらったところで紹介されたのが今回の原因になったタワマンです。

 

元々、この夫婦はタワマンには興味がなかったのですが、内見をしたことで気持ちが変わりました。

 

綺麗なロビー

 

24時間利用できるゴミステーション

 

居住者が使えるラウンジやジム

 

そして駅近物件で職場にも近い

 

理想的な空間を体験したことによって、この物件に住みたい。

 

そう思い、高層階には手が出ないものの、9階の物件であれば現在の資産や給与を考慮すると買えることがわかり、購入を決意しました。

 

しかし、その後待っていたのは、理想とはかけ離れた生活。

 

いざ住宅ローンが始まってみると、月々の返済は25万円。

 

共働きを続けていれば払えたローンも、入居後に妻の妊娠が発覚。

 

妻は働けなくなってしまい収入が減少。

 

「今の生活が続けば大丈夫」

 

そう思って家の購入を決めた結果、生活が一変し住宅ローンに追われる生活を迎えたという内容でした。

 

購入する物件は違えど、この方と同じように「いま出せるか出せないか」で判断して買い物をしてしまう方は多いです。

 

しかし、生きていれば生活の変化は必ずあります。

 

結婚したり、子供ができたり、仕事が変わったり。

 

こうした変化のある生活の中で、固定費を高く設定してしまうと取り返しがつかなくなります。

 

家を買うこと自体が悪いことではありません。

 

ただ、こうした固定費が上がる買い物に関しては、生活の変化も踏まえて無理のない範囲で決めることが大切です。

 

住宅ローンを組むのであれば、今よりも金利が上がっても払えるのか?

 

収入が落ちても大丈夫か?

 

自然災害などが起きたときにも対応できるか?

 

様々な状況を考慮して、決めていく必要があります。

 

固定費は特に、一度上がると削減が難しいので慎重に買い物ができるようになりましょう。

 

お金に困るも困らないも、あなたのお金力次第です。

 

お金力を磨けるように一緒に勉強していきましょうね。

 

 

 

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