医療費は安くなるの?
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ゴルフの体験に行ったら

「うまいですね!」と褒められたのですが

体験の時の褒め言葉は入会させるためだと思って

信用できないな、と思っている素直になれない黒田です。
(気持ちわかります?)

 

さて、昨日、医療保険について

お話ししたのですが、質問をいただきました。

要点としては、

・高額療養費制度ってなに?

こういう質問です。

ちょっと説明しますね^ ^

 

まず、高額療養費制度ですが、簡単に言うと

「重たい病気にかかったときは

医療費たくさんかかるから大変ですよね^^;」

「じゃあ、健康保険に入っている人であれば

月の上限決めておきましょう!

それなら負担減りますよね?」

という制度です。

 

たとえば給与の月額が28〜50万円の方の場合

かかった医療費が100万円で

自己負担部分30万円の場合

21万円くらいが高額療養費として払い戻しされます。

 

つまり、実際の医療費の負担はだいたい

「約9万円」です。

ただ、保険適応以外のお金もかかるので

実際の負担は20〜30万円あたりが平均になります。

 

また、長期入院などの年に4ヶ月以上にわたり

高額療養費制度が適応になる場合は

さらに負担が減り、1ヶ月あたりの上限は

「約4.5万円」です。

 

つまり、1年間の医療費は

「9万円×3ヶ月+4.5万円×9ヶ月」なので

「約68万円」となります。

ここに食事代などや交通費などがプラスされる)

 

これが昨日お伝えした

ざっくり50万円〜100万円の範囲におさまる

という流れになります。

 

また、昨日はお伝えしませんでしたが

社会保険に加入している場合は

「傷病手当金」という制度もあります。

これは、

「入院中は働けないから、収入もらえないですよね?」

「じゃあ、給与の3分の2くらいは

社会保険から出しましょう!」

という制度です。

 

月給が30万円なら、20万円くらいは

保障がもらえる、ってことですね。

これは最長で1年6ヶ月もらえます。

この「高額療養費制度」と「傷病手当金」が

日本で一番高い健康保険の保障」になります。

 

これでも不十分だと思えば

医療保険に入る、と言う流れが正しいです。

誤解のないように言いますと、僕は

「医療保険に絶対入るな」とは思っていません。

ただ、入る前に健康保険の保障について調べた上で

どんな保険に入るのかを決めたのか?

ここが一番大事なことだと、考えています。

 

全て、分かった上で入るのは

その人の価値観ですので、なんの問題もありません。

何度も言いますが、大事なことは

全てを分かった上で加入しているかどうか」なので。

ただ、1つだけ追加でお伝えさせていただくと、、、

「確率の高いところから対処してほしい」

という思いもあります。

 

基本的に、病気になって

高額の医療費が必要になる確率は低いです。

ただ、老後の年金が足りなくなる可能性は

ほぼ100%でしょう。
(国が足りないからどうにかしといてよ

って言ってますからね^^;)

だから、順番としては確率の高い

1.年金不足に備える
2.病気になった時に備える

という順番が正しいです。

 

飛行機事故が起きたら大変ですが

確率は低いですよね?このときに

1.飛行機保険に入る
2.車の保険に入る

この順番で備える人はいませんよね?

車の事故の方が確率が高いから

車の保険に先に入るはずです。

 

あくまで高い確率で起きる問題に備えてから

他の確率の低い問題に備える

という意識は持っておくといいんじゃないか、と。

だから、老後の問題にフタをして

高い医療保険に入るのは違うんじゃないかなぁ

と個人的には思っています。

 

実際に、医療保険に払いすぎて

老後の備えを後回しにしてしまい

困っている人がたくさんいるので^^;

この考え方が僕の「価値観」です。

 

最終的に入る、入らないは

個人の価値観で決めること。

ただ、何も知らずに入るのではなく

全てを分かった上で、ぜひ入ってくださいね。

それが「お金の知識がある人のお金の使い方」です。

 

P.S
僕個人の意見だと偏ってしまうと思うので

ぜひ「医療保険は必要か?」というワードで

ブログやYouTubeを検索してみてください。

複数の意見を聞いてみるのも大事なことです^ ^

 

ただ、保険会社は

「必要です!」としか言わないので

保険会社の意見はあまり参考にしなくて大丈夫です(笑)

P.P.S
ちなみにうちのスクールには

保険代理店の方も複数名いらっしゃいますが、、、

必要のない保険が多い

と思いながら売っているという事実も追記しておきます^^;
(けっこう辛いみたいです、、、)

 

それでは、またのメールをお楽しみに。

ここまで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m

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