FROM:黒田光弘
以前、ある交流会であった方なんですが
その人は保険の営業マンをしてました。
僕は保険の営業って
あまりいいイメージがないです。
ただ、その人いわく
「営業というのは
相手の求めていることを聞き出して
その解決策を伝えるのが仕事なんです。」
「だから、相手の話をよく聞いて
提案するので売り込みとは違うんですよ。」
と、教えていただきました。
僕自身、自分の勉強会やセミナーに
誘っているのも
ある意味「営業」です。
そして、僕自身も
売りつけたいのではなく
興味ある人に来て欲しいだけ。
そう考えると
一致することも多く、
その人の話を
「確かに、そうだよなぁ」と
思って聞いていました。
ただですね。
最初は良かったのですが
話しているうちに
だんだんその人の話が
信じられなくなっていったんです。
それは、なぜか?
その理由は、その人の
「言っていることと
やっていることが
一致していなかったから」です。
その人はご自身の話の中で
「相手の話をよく聞くことが大事なんです。」
「傾聴することで相手との信頼関係を築ける。」
「だから、話す割合は相手が8割
自分が2割くらいのイメージですね。」
そう、話してくれました。
でもですね、
その人との話なんですが
ずーーーーーーっと
その人が話しているんです(笑)
感覚でいうと、その人が8割で
僕が2割くらいのイメージですね。
話していることと真逆。。。
その時点で
「あ、この人は多分誰かから聞いた話を
そのまま話しているだけで
自分は実践できていない人なんだな」
そのように見えてしまったので
信じられなくなっちゃったんです。
だって、普段から人の話を
聞くことに集中している人なら
自分が話しすぎていることに
普通、気がつきますから。
言っていることと
やっていることが違うのは
信用をなくしてしまうのです。
僕自身も人と話すときには
「相手に話してもらうことを
意識した方が信頼関係を築ける」
尊敬する経営者に
そう教えてもらいました。
ようは「傾聴」したほうがいいってことです。
そこから、
自分が話しすぎないように
常に意識しています。
正直、いまだに
「あー、今日は話しすぎたな、、、」
と反省することもあります。
僕は人に教える立場なので
同じように
「人の話を傾聴しましょう」
と伝えています。
そんな僕が傾聴できていないと
説得力がなくなってしまうので。
メタボの人に
ダイエット指導されたくないのと一緒です(笑)
最初から完璧じゃなくても
心がける意識を
忘れないようにするのが
大事だと思っています^ ^
さて、
いろいろなことを勉強していると
何を信じていいのか
わからなくなることがあります。
そうなると何を伝えていいのかも
わからなくなりがちです。
そんな時には
自分が実践していること。
これを伝えるのが一番
説得力があります。
言っていることと
やっていることが
一致できていることなら
伝えやすいですから。
自分ができていることが
小さなことでもいいんです。
その、小さなことを
繰り返すことで
大きな成果につながります。
そうすると
どんどん、説得力が増しますから。
では、ここで質問です。
あなたの言っていることと
やっていることは一致していますか?
自分の経験に基づくことを伝えていますか?
迷った時こそ
この基本を立ち返るのがオススメです^ ^
PS
ちなみに、その人との会話は
乾杯前から始まったんですが
ずっと話しているので
飲み物が来てから乾杯まで
5分かかりました(笑)
途中で話をさえぎる暇を与えなくらい
とめどなく話していたので
逆にすごいな、と思いました(笑)
PPS
先週、お声がけした
初心者向けのフリーランス勉強会。
明後日の19時に募集することにしました^ ^
少人数でやるので
ご興味ある方は明後日のメールを
お楽しみに^ ^
それでは、また明日