美容室のことを床屋と言っていたら妻に注意された前村です。(床屋の顔剃りが好きなんですよねー笑)
さて、今日は「リスクとの向き合い方」というテーマでお話しします。
資産運用を始めるときに預けた資産が減るのが怖い、と不安になる方がいます。
普段から銀行にお金を預けていたら「お金が減る」なんていう感覚がないので、不安になりますよね。
まぁ、実際には銀行に預けてても利息はつかないのに手数料で引かれるからマイナスになってるんですが。
それは一旦置いときまして、多くの方が投資を始めるときに足踏みの原因となるのがリスクとの向き合い方です。
このリスクとの向き合い方がわからなくて、結局怖くて資産運用を始められない人が本当に多いです。
でもこれめちゃくちゃ勿体無いなと思っていて。
だってあなたは普段から何もリスクをとっていないのか？
というと、そうではありません。
例えば、普段からあなたが車に乗っていたらそれだけで交通事故によって亡くなるリスクを高めています。
本当にリスクを恐れていたら、家から出ない方がいいです。
事故に遭って亡くなるなんてお金が減るより怖いじゃないですか。
それでも一般的には資産運用をしている人よりも、車に乗っている人の方が圧倒的に多いです。
なぜかというと車に乗ることで起きるリスクよりもメリットの方が大きいとわかっているから。
また、交通ルールを守るというリスクの対処方法も知っているからです。
交通ルールを守って運転すれば、目的地まで早く着くことができるから車に乗る。
これと同じことを資産運用でもやればいいわけです。
では、資産運用のルールは何かというと
1.長期分散積立を守ること。
2.右肩上がりに成長している市場であること。
この2つです。
交通ルールで言えば、ちゃんと信号もあり整備されている道路で速度を守りましょうというイメージ。
ですが、多くの人が想像する投資が怖いと感じる交通ルールは
インドの全く整備されていない道路を、観光客がレンタカーでめちゃくちゃ飛ばしてるような感じなんですよ。
普通に考えたら事故も起きるでしょと笑
しかし、それが実際に起きてしまうのが資産運用の世界です。
短期的な取引を繰り返したり、市場として伸びていない日本株に投資をしたりと。
資産運用のルールからかけ離れたことをしている。
こうしたルールを守れない人をみて、投資に対しても悪いイメージがあるんです。
でもこれって投資が悪いんじゃなくて、ルールを無視して投資をしてしまった人が悪いわけですよね。
その人を見て私もそうなるかもと想像するのは想像力が豊かすぎます。
車のように教習所がないので投資を学ぶ機会は少ないです。
だからこそ、まずは投資のルールを理解して、リスクと正しく向き合うことが大事になります。
車と同じように上手に乗りこなすことができれば資産運用はとても便利なものです。
事故を恐れて車に乗らないと決めるのではなく。
リスクと正しく向き合い、ルールを守って最短ルートで目的地に辿り着けるようになりましょう。
投資のルールやリスクの対処方法がわからなければ、教習所と同じように学ぶ場をしっかり作ることをおすすめします。
交通ルールの本を読んでも実際に運転まで学ばなければ事故のリスクも高まりますので。
正しく勉強して事故を起こさない資産運用をしていきましょうね。
