家でバイオリンの音楽を聴いていると
急にセレブになった感じがする黒田です。
(気のせいですけど)
さて、今日は「ストレステスト」
というテーマでお話しします。
家計管理で非常に重要な考えです。
去年、コロナ禍において収入が下がってしまい
これからが不安、という相談を多く受けました。
ただ、今回のコロナのような事件は、たまに起きます。
不況はだいたい10~15年一度は
起きると言われているので。
ですので、「なにかあってから対処する」のではなく
「なにか起きる前に対処する」のが大事です。
そこで、おすすめなのが「ストレステスト」を
家計管理に取り入れること。
ストレステストは、不動産投資で
シミュレーションするのですが
・家賃が10%下落したら
・金利が1%上昇したら
このようなケースを最初から想定して
収益を計算するテストのことです。
これを家計管理に取り入れた場合
・収入が10%下がった
・住宅ローンの金利が1%上がった
・消費税が5%上がった
etc…
このような場合に、収入と支出が
どう変化するかを計算します。
そして、この「ストレステストをした状態でも
生活できる状態を作っておく」というのが大事です。
【例)現在の世帯収入40万円 住宅ローン月8万円の返済の場合 ローン以外の生活費25万円】
・収入10%ダウン→36万円
・金利1%アップ⇨ローン返済+1万円で9万円
・消費税5%アップ⇨生活費26.2万円
こうなると、【収入36万円−9万−26.2万円=8千円余る】ので、ギリセーフです。
逆にもし、元のローンが9万円だとしたら+1万円だと
マイナス2千円になるのでお金は足りなくなりますね。
この場合は、生活費を今のうちに下げておく
という対処をするわけです。
このように最初から、収入は減って、支出は増える
という前提で考えるというのが
ストレステストを取り入れた家計管理になります。
ほとんどの方が保険で病気や
亡くなった時のことは考えるのに
なぜかそれ以外の収入減少や、物価上昇
金利上昇にことを考えている人がいないので^^;
ぜひ、あなたの家計もストレステスト取り入れてくださいね。
それでは、またのメールをお楽しみに。
ここまで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m