やっちゃいけない資産運用③「外貨預金」
心惹かれる外貨貯金
外貨預金というのは、証券会社や銀行に「円」ではなく、「ドル」や「ユール」で預金すること。
普通は銀行に日本円で貯金する人が圧倒的に多いです。
ただ、円だけで資金を持っていると円安ドル高になったときに資産が目減りします。
なので、円だけでなくドルも持っておくことでリスクを分散しましょう!
また、外貨預金の方が利息がいいからそっちにしましょう!
このようにオススメされます。
実際に金利を比べてみると
円の普通定期預金は1年間で0.01%
アメリカドルの定期預金は1年間で0.6%
およそ6倍です。
確かに円よりもドルの方が金利がいいし、円安になったときのリスク分散にもなるならいいのかな。。。
なんて、思ってしまうわけです。
しかし、騙されてはいけません。
外貨預金には手数料がかかる
まず、円をドルに変換する際には手数料がかかります。
海外旅行に行ったことがある人ならわかると思いますが、為替手数料というものです。
例えば、米ドルであれば1ドルあたり2円の手数料がかかります。
じゃあ、仮に1万円=100ドルのレートだとして外貨預金すると。。。
100ドル×2円=200円
この200円はもと1万円に対して、2%の手数料です。ってことは、外貨預金の金利は0.6%なので。。。
増える金利=1万円× 0.6%=60円 減るお金=100ドル×2円=200円
差し引き、140円のマイナス!!
と、こうなるわけです^^;
金利に目が眩んで、外貨預金をすると手数料で損をする。
それが、外貨預金をしちゃいけない理由です。
と、いうことで外貨預金も金融機関にオススメされても、基本は断りましょう。
損しちゃもったいないです。
まとめ
・外貨貯金を金利だけで判断してはいけない
・外貨貯金は手数料でかなり損をする
次回のやっちゃいけない資産運用もお楽しみに。