妻と愛犬2匹と旅行に行き、面白カラオケ大会に2人で行ってきた黒田です。
(妻と2人で好きなように好きなだけ叫ぶ会です(笑))
さて最近、久しぶりにアドラー心理学の「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」を読み返しました。
僕はこの本がけっこう好きなんですが、なにが好きって青年の過激な言葉です(笑)
読んだことがないかもしれないので、簡単に説明しておきます。
この本はアドラー心理学の実践者で研究者である「哲人」と悩める若者である「青年」の対話形式で進みます。
青年は哲人にいろいろ相談するのですが、その中で
「あんたの話は机上の空論だ!」とか「その考えは悪魔の考えだ!」とか言っちゃいます。
普通はそんな言葉使わないですよね。
そんな強い言葉を哲人がたしなめていきながら、青年が変わっていくのが面白いわけです。
その中で、「あー、自分も知らず知らずにこれに陥っているかも」と思う部分があります。
それが 「変わりたいけど変われないというのは大嘘で、本当は変わりたくないんでしょ」という哲人言葉です。
毎回、ドキッとします(笑)
たとえば、板前で働いていたころ「こんな職場はおかしい」とか「あいつは最悪だ」といつも思っていました。
だったら、やめればいいんですけど
「せっかく取った資格がもったいない」
とか
「転職したところで上手くいくかわからない」
みたいなことを
ゴニョゴニョ言ってました(笑)
でも、今考えると本当は動くのが怖かっただけ。
だから、もっともらしい言い訳を考えて、それっぽく自分の中で納得していたんだと思います。
まさに「変わりたいといいつつ、変わりたくないだけ」だったわけです。
当時はそんな自分の気持ちがわからなかったのですが。
今は、なにか新しいことを始めたり、言い訳したいことが出たら、コーチングの先生から言われた言葉を思い出すようにしています。
それが「それで、どうしたいの?得たい結果はなに?」です。
当時は
A「資産運用が怖いんです…」
B「どうしたいの?得たい結果はなに?」
A「老後の不安をなくしたいです。」
B.「じゃあ、どうしたいの?」
A.「なにか対策が必要だと思ってます。」
B「じゃあ、どうしたいの?」
。。。
と、こんな感じで永遠に詰められていました(笑)
でも、今になってもすごく大事な考えだな、と思っています。
人は言い訳なんていくらでも思いつきます。
ただ、言い訳してもしなくても考えるべきことはシンプルで
「自分はどうしたいのか?なにを得たいのか?」
それだけなんですよね。
1つだけ分かっていることは、今のままではなにも変わらない、という事実だけ。
変えたくないなら、変えなければいいんです。
でも、変わりたいのに何も変えられないのなら…
それは得たい結果が「本当は変わりたくないってこと」です。
僕は変わりたい、と思って言い訳しつつも、色々変えてきたおかげで今があります^ ^
さて、長々話しましたが、伝えたいことは1つだけ。
「あなたはどうしたいですか?あなたの得たい結果はなんですか?」
ぜひ、一生自分に問い続けてみてくださいね^ ^