予防医学アカデミーについて

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予防医学アカデミーとは

予防医学アカデミーは、これからの社会に必要な予防医学を学び、広める人を育成する機関です。


 

あなたは「予防医学」という言葉を聞いた時にどんなイメージを抱くでしょうか?

 

おそらく多くの方は「予防医学」とは「病気にならないようにする」というイメージが強いでしょう。

 

しかし、本来の「予防医学」は病気にならないことが目的ではありません。

 

予防医学の目的は「QOL」の向上です。

「QOL」−【クオリティ・オブ・ライフquality of life】

「QOL」−【クオリティ・オブ・ライフquality of life】

 

これは、その名の通り「人生の質」のことです。

 

つまり、「QOL」の向上とは「人生の質の向上」です。

 

より楽しく、自分が満足できる、充実した人生を送る。自分本来の理想的な生き方を過ごすためのサポートするのが本来の「予防医学」の役割です。

 

例えば、「より、美しく」「より、カッコよく」「より、若く」ありたいというのは人間の本能です。

 

そのための外見や中身を維持するためには「予防医学」は必須です。

 

なぜなら、外見の材料である皮膚や髪、筋肉は食事から作られているからです。また、精神の安定させるホルモンだって食事です。つまり外見も中身を理想的な状態に保つためにも「予防医学」は関連する学問なのです。

 

他にも、スポーツ選手やビジネスマンが高いパフォーマンスを披露したいという欲求もあるでしょう。これも「スポーツ栄養学」や「ビジネス栄養学」のように食事の重要性が知られています。

 

理由は先ほどと同じです。ただ、その専門性をさらに追求してスポーツやビジネスの分野によって対応する必要があります。

 

病気を治療・予防するために医学、アンチエイジングとしての予防医学、スポーツやビジネスでのパフォーマンスアップの予防医学。

 

これらの「理想的な生き方をサポートする学問」こそが「予防医学」です

 

しかし、この「予防医学」に力を入れることでQOLが向上すると分かっていてもまだまだ予防医学は広まっていません。

 

なぜ重要な学問である予防医学が広まらないのか?

 

それには理由があります。

社会的認知度が低い

これは「予防医学が大事だということが、本質的にわかっていない」ということです。

 

予防医学の代表的なものに「栄養学」があります。これは「食事」を変えることによってパフォーマンスの向上、アンチエイジング、治療効果が期待できます。しかし、この予防医学において重要な学問である「栄養学」は重視されていないのです。

 

たとえば、医療機関を例にあげましょう。医療でも予防の分野に力を入れていくべきだということはわかっています。そして、そこに栄養学が関係していることも。

 

しかし、実際に栄養学が実践されているかというと疑問が残ります。病院給食の1食にかけられる原価は200〜250円程度です。

 

もちろん、病院によっても違いますし、どんな食事を提供するのかも違います。実際に献立を立てると分かりますが、この予算では「十分な栄養を補給できる食事」は提供するのは非常に難しいです。ここでいう「十分な栄養を補給できる食事」というのは計算値ではなく、実測値レベル、または体感レベルでのお話です。

 

たとえば生の野菜を使って調理した料理と、冷凍野菜を使って調理した料理。これは計算値レベルでは栄養価はほとんど同じです。しかし、実測値レベルでは数値には大きな違いがあります。さらに、含まれる食品添加物や個人差を考慮するともっと違いは大きくなるでしょう。

 

薬は個別処方が当たり前ですが食事は違います。個別の食事を提供する方もいらっしゃいますが、全ての人に個別の食事を提供すれば給食業務は成り立たなくなります。

 

こういった、事実を含めた時に病院の食事でできることは限りがあるのです。

 

もっと、予算を増やしたり、自由度を増やせれば治療や予防のために栄養学が生かされるでしょう。しかし、まだまだそこまでの重要な位置に栄養学はありません。

 

今後、重要性は増していくとは思いますがまだまだ時間がかかってしまうでしょう。医療機関においても、しっかりとした栄養学を実践していない。

 

実践していないということは「栄養学が大事だということが、本質的にわかっていない」ということです。

 

これは病院だけでなく、社員食堂、学校、老健施設などでも同じです。社会的に「栄養学が重要だ!」という認知度はまだまだ低いのでもっと重要性を認識している人が増えていかなければなりません。

 

予防医学ではどんなことができるのか?

どんな知識が必要なのか?

どこに行けば予防医学を知ることができるのか?

 

栄養学を含む、予防医学がもっと身近になり、社会的認知度が高めれば「予防医学を伝えよう!」という人たちが増えていきます。

 

そうすれば、予防医学の重要性を伝える人間がどんどん増えていくのです。そうすれば、予防医学の予算や食事にかけるお金も増えていく可能性が高いです。

専門家がはっきりしていない

ただ、この社会的認知度を高めていくうえでの問題点があります。

 

それは「誰が伝えるのか?」ということです。

 

病気になったら医師に聞きます。法律は弁護士です。事件が起きたら警察に連絡します。

では、「予防医学の重要性」を伝える人は誰なのでしょうか?

 

本来であれば、「医師」なのでしょう。しかし、今の社会にその仕組みはまだありません。

医師の仕事は予防ではなく「治療」です。予防に特化した医師というのはまだまだ少ないのです。

 

では、薬剤師はどうでしょう?

 

薬剤師は「薬の専門家」で、こちらも予防よりも治療の役割が大きいです。

 

では、国家資格である管理栄養士ならその役割を担えるでしょうか?

 

予防医学に深く関わる栄養学のスペシャリストこそが「管理栄養士」です。

 

しかし、現在の社会では「管理栄養士」は栄養学の専門家だと認知とはいえません。それは管理栄養士が働く場所と仕事の内容によって分かります。先ほど、病院の話をしました。病院には管理栄養士がいます。

 

もちろん病院の管理栄養士は「栄養学の専門家」です。しかし、それは病院の内容についてだけです。

病気の治療に関しての栄養学は知っていても、予防やスポーツ、ビジネス栄養学についての専門家ではありません。

じゃあ、病院以外で働いている管理栄養士がその役目を担っているのか?

 

 

ほとんど管理栄養士は給食会社で働いています。給食会社での業務は「調理、献立作成、帳票管理、事業所マネジメント」などです。この業務内容には「栄養学の重要性」を伝える仕事はほとんどありません。

 

つまり、栄養学の専門家にもっとも近いであろう管理栄養士のほとんどは「栄養学の専門家」として稼働していないのです。

 

じゃあ、管理栄養士以外の職種に栄養学の専門家がいるのでしょうか?あなたは思いつきますか?ほとんどの人は思いつかないでしょう。

 

自分の人生の質を向上してくれるような食事を教えてくれる人を思いつく人はほとんどいないはずです。

 

このように予防医学に関わるような医療従事者の中ですら、専門家を見つけることは難しい。

 

つまり、「予防医学の重要性を伝える専門家」ははっきりしていないのです。

 

現段階で広める人が認識されていないのですから、認知度が低いの無理はありません。

今後はそういった「予防医学の重要性を伝える専門家」をどんどん増やしていく必要があります。

そうすることで冒頭でお話ししたような「理想的な生き方をサポートする栄養学」が広まっていき、QOLは向上していくでしょう。

誰がそんな専門家を増やすのか?

じゃあ、誰がそんな専門家を増やすのか?ということです。

今の教育機関の中にその仕組みがあればいいのですが、難しいです。

もちろん、今後は増えていくと思います。

 

しかし、まだまだ時間がかかってしまいます。それに「予防医学の重要性を伝える専門家」は多ければ多いほどいいです。

 

自分の身近にそんな人がいたら素敵だと思いませんか?

 

しかし残念ながら、実際にはそんな風に「栄養学の重要性を伝える専門家」が身近にはいないというのが現状です。

だから私たちは・・・

予防医学を知ることができる場所が必要

と考えました。

そうすれば、どんどん予防医学の重要性を伝える人が増えます。

そして、重要性を伝える人が増えれば、当然重要性を知る人が増えます。こうなれば予防医学の社会的認知度も高まり、予防医学を実践する人が増える。そして、QOLが向上します。

 

つまり、「自分の理想的な生き方を実現する人が増えていく」のです。

また、世の中には管理栄養士以外にも「予防医学を伝えたい!」という人はたくさんいるはずです。幸い予防医学を伝えることに資格は必要ありません。医療行為は医師しかできませんが、予防医学を教えるのは誰でもいいのです。

 

必要なのは「予防医学を伝えたい!」という情熱とそれを実現できる知識だけです。

 

予防医学に関する資格を持っている人はその資格を最大限に生かす方法として。

資格を持っていないが栄養学に対して情熱を持っている人も自分の思いを実現する方法として。

それが実現できるのが『予防医学アカデミー』なのです。

 

これから、どんどん『予防医学アカデミー』で予防医学を普及していきます。

アカデミーでは予防医学の知識を伝えるだけでなく、「認定講師」も育成し、予防医学の専門家が活躍できる環境も作っていきます。

 

そして、講師たちが全国で『予防医学アカデミー』を開講し、誰でも気軽に予防医学を知れる社会を作る。

 

そんな、伝える側も伝えられる側も「理想的な生き方を実現する」のがわたしたちの目的です。

 

ぜひ、あなたも思いに共感し力を貸してくれることをこころより願っております。

予防医学アカデミー 代表理事 黒田光弘

 

 

 

予防医学アカデミー理事会メンバーと協会概要をご紹介いたします。

理事会メンバー

予防医学アカデミー

代表理事
黒田 光弘

 

「人生を楽しみながら健康になる」をテーマに誰でも簡単に始められる栄養学を教える専門家。

専門的な栄養学の知識はもちろんのこと他の栄養士ではなかなか教えていない「オススメのコンビニ」や「外食で選ぶべきサイドメニュー」など現実的で相手に合わせて提案する栄養学には定評がある。

また、管理栄養士としての活動にとどまらずに自身と同じように、「資格や経験を生かしフリーランスがビジネスを拡大するための戦略プロデュース」や「不動産賃貸経営」など幅広い分野のビジネスを展開している。

教える栄養学もビジネススキルも一般的な栄養士からは学べない内容を伝えていることから、クライアントから「栄養士らしくない栄養士」とも呼ばれている。

 

予防医学アカデミー

理事
高岡 正和(医師)

大学では健康科学を専攻し、主に臨床心理学、医療人類学を学び、特に心理社会的マイノリティ支援やdiversity(多様性)に関心を抱く。

その後、身寄りのないホームレスのためのホスピスケア対応型集合住宅ケアスタッフ勤務などを経て、医学部に再入学。現在は心療内科専攻医。

心と身体の個別性を重視し、自然治癒力を高める方法は人により異なると考えている。

西洋医学だけでなく様々な心理療法や補完代替医療も取り入れ、一人ひとりの生き方に寄り添えるような予防医療を目指す。

協会概要

団体名 予防医学アカデミー
設立 2018年3月
代表者 黒田光弘
住所 〒103-0027
運営内容 1.予防医学に関する総括的な調査研究、情報収集及び情報提供
2.人材育成及び資格認定活動
3.予防医学アカデミーの運営に関わるサポート
運営法人 合同会社EN

 

予防医学アカデミーに関する、ご質問・ご相談などございましたら、お問合せフォームよりご連絡ください。

 


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