30代女性医療職のMさんの話
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「同情するなら金をくれ」という家なき子の名台詞を知らない世代が増えていることをあらためて認識した黒田です。
(平成生まれはけっこう知らないらしい、、、)

さて、連日「アフターコロナに備えるために学んでおきたい大人の教養」というテーマでお話ししています。

今日は「コミュニケーションスキルを身につけると具体的にどうなるの?」というお話をしますね。

 

昨日までお伝えした内容では、

「資産運用だけでなく、コミュニケーションスキルを学べばいいのはなんとなく分かりましたけど、、、まだイメージがわかないです(^^;;」

おそらく、こんな状態の人もいると思うんですよね。

自分とのコミュニケーションが大事なのはわかった。

他人とのコミュニケーションが大事なのもわかった。

黒田さんは大事だ大事だ、いうてますが結局どうなりますの?

こんな感じの人。

 

そこで、今日はコミュニケーションスキルを身につけて人生が大きく変わったMさんの事例を紹介します。

Mさんは30代半ばの女性で医療職です。

当時は、まだ独身で管理職の業務を日々励んでいました。

ただ、仕事場では常にイライラしていたそうです。

・偉そうで働かない上司
・思った通りの仕事をしてくれない事務
・クレームが多い患者etc…

「こんなに私は頑張っているのに、なんで周りは、、、」と。

ちなみにMさんはストイックな仕事だったので、その仕事についていけず事務が7人も辞めたそうです^^;

 

少なくとも、Mさんにとって職場はいい人間関係ではなかったのでしょう。

そんな状況を変えるべく、「コミュニケーションスキル」を学ぶことにしました。

ただ、当時のMさんは「周りを変えるにはどうすればいいか?」という視点で学ぼうと思っていたのですが、

最初に取り組んだのは「自分を変えること」でした。

 

じゃあ、何を変えたのか?

たとえば、「ありがとう」をよく言うようになりました。

仕事場では、今まではちょっとしたことではお礼を言ったことはなかったのですが、こまめに周りに「ありがとう」と感謝を伝えるようしたのです。

 

また、「自分と他人の違い」について学びました。

今までは「自分にとっての当たり前」と「周りの当たり前」が同じようなものだと思っていたのです。

違うとは言っても、似ている部分はあるだろう、と。

ただ、自分と周りは全く違う、ということを知るためのワークをしました。

 

その結果、

「自分ができることとできないこと」

「他人ができることとできないこと」

ここが分かるようになったのです。

それが分かったおかげで、他人に対してイライラする機会も減りました。

 

そうやって、自分の態度を変えた結果、、、

周りが自分の仕事を手伝ってくれるようになり、また感謝の言葉もかけてくれるようになりました。

自分が体調が辛い時には同僚が

「早く帰って休んだ方がいいですよ」

と言ってくれたり、

普段仕事をする中で

「いつもありがとうございます。またご飯行きましょうね」

と言ってもらえるようになったのです。

さらには、性格が変わったおかげで新しい出会いもあり結婚することもできました。

 

職場が変わったわけでも、働く人が変わったわけでもありません。

変わったのは自分の「コミュニケーションスキル」だけです。

つまり、Mさんは学んだことで人生が大きく変わった。

これがコミュニケーションスキルの力です。

 

ですので、あなたがもっと人生を豊かにしたい、と考えていて、真剣にコミュニケーションスキルを学んだことがないのなら、、、

一度は真剣に学ぶことをオススメします。

お金の教養と同じくらい大切な知識ですので^ ^

 

さて、明日は「コミュニケーションスキルの学び方」についてお話ししますね^ ^

それでは、また明日!

 

P.S.
実は、僕がずっとやりたかった「コミュニケーションスキルを身につけるためのスクール」を開催することが決まりました。

あるコミュニケーションスキルを教えるプロの方と一緒にやります^ ^

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