10歳の男の子が路上販売をする世界
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どんな国の言葉でも「ありがとう」という言葉だけは聞いたことがあるのは、なんだか素敵だなと思う前村です。(どの国でも相手に感謝をする文化は大事なんですね)

 

さて、今日は「自分で稼ぐこと」というテーマでお話しします。

 

深夜1時、10歳の男の子が賑わう街中で路上販売。

 

あなたはこの状況をイメージできますか?

 

日本で言うと、渋谷などで10歳の子が夜中に仕事してる感じ。

 

まず、あり得ないですよね。

 

ただ、これは僕がカンボジアで見た本当の出来事です。

 

20歳の頃、学校建設のボランティアに参加しました。

 

日中は35度を超える猛暑の中で

 

大量のレンガを運び、ペンキを壁に塗り。

 

ちょーーー重労働。

 

疲れてホテルに帰宅後、せっかくの海外なので観光がてら街に。

 

路面店やクラブやら賑やかな街で大人の嗜みをする中で見た光景。

 

それが、10歳ぐらいの男の子が観光客に路上販売する姿。

 

何回か目を擦りましたよね笑

 

こんな時間に子供が出歩いてるのに警察もいない。

 

それどころか観光客が好みそうな現地のご飯を販売してる。

 

日本じゃありえん。

 

僕が10歳の頃は野球して、ちびまる子ちゃんみて、サザエさんみて寝てたのに....

 

そんな思いもありつつ、せっかくなので男の子から買い物しました。

 

きっとその子には、働かなければいけない理由があるんだろうなーと。

 

生活のためや自分が学校に行くためなど。
(カンボジアでは、学校に6年生まで通える割合は4割)

 

自分でお金を稼ぐことで道が拓ける。

 

だから年齢に関係なく働くし、そこで得たお金の使い道はとても重要。

 

僕たちが子供の頃は、親からお小遣いをもらうのが一般的ですよね。

 

お小遣いのない家庭も多いですが、学校にかかるお金は親が出します。

 

子供の頃に関わるお金のほとんどが、親からの貰い物です。

 

労働の対価として貰うお金。

 

労働もなく手にするお金。

 

同じお金でも、入り方が違えば使う時の思いも変わります。

 

前者は大切に使うが、後者は気にせず欲の赴くまま使う。

 

いわゆる、あぶく銭というやつです。

 

子供の頃にあぶく銭を覚えたら、給料の使い方も同じようになります。

 

仕事をすれば毎月同じくらいのお金が貰える。

 

貰える金額も予想できるので、次はなにに使おうかなと。

 

消費を繰り返す毎日です。

 

良くも悪くも、僕たちはすでに満たされています。

 

明日のご飯に困らないし、学校にもいける。

 

だからこそ、何気なーくお金を使ってしまう。

 

でも、何気なくお金を使っていたら、なくなるのは一瞬なんですよね。

 

工場で働いていた時も年収で350万円くらいありましたが、3年も働けば1000万円ですからね。

 

一体そのお金はどこへいったのやらと思っていましたから笑

 

これもお金が入るのが当たり前になって、何気なく使っているのが原因です。

 

お金が入るのは、当たり前ではありません。

 

しっかりと労働という対価の元に生まれているので。

 

あなたが本当に使いたいお金に使えるようにしていきましょう。

 

何にお金を使わないかを決めるだけでも、ゆとりは生まれるので。

 

あなたはこの1ヶ月どんな使い方をしたのか?

 

一度振り返ってみてください。

 

その中で、本当にこれに使ってよかった!

 

これは使わなくてよかったな。

 

自己採点をしてみてください。

 

使ってよかったと思えるものが増えれば、きっとあなたの生活も豊かになりますので。

 

自分の稼ぐお金、使うお金と向き合ってみましょう。

 

 

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