黒田の昔話
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毎週、金曜日の夜は妻と二人で来週のメニューを考えながら、生協で注文をしている黒田です。

 

 

さて、今日は「黒田の昔話」というテーマのお話です。

 

お金力と関係なさそうで、ある話です。

 

僕が子どもの頃の話なんですが、うちの両親の関係がよくありませんでした。
(今はなんだかんだうまくやっていますのでご安心ください^ ^)

 

しょっちゅうケンカしていて、父の怒鳴り声にビビってお風呂場に隠れていたり…

 

母の泣き声を見て、父を憎んでいたものです。

 

毎日、仲が悪いというわけではなく、普段は普通に話しているのですが、ちょくちょくそういう状況になっていました。

 

子どもの頃はそれが嫌で嫌で^^;

 

生活が貧しいと思ったことはありません。

 

ゲームを買ってもらったり、たまには旅行に連れていってもらっていました。

 

ですが、子どもながらに「幸せだなぁ」と感じたことはありませんでした。

 

 

そんな生活の中、一度、両親が別居することが決まりました。

 

母が祖母の家に兄妹全員を連れて、帰ったんです。(ちなみにその時は兄妹四人を連れて)

 

元々住んでいた家と比べれば、祖母の家は古くて狭い家。

 

しかも田舎の方なので、利便性なんて全くありません。

 

今までは徒歩圏内だった学校が車で30分かかってしまう。

 

食卓も狭いテーブルを囲んでの食事です。

 

ですが、僕はその時がとても幸せでした。

 

 

両親のケンカを見ずに、家族揃って仲良く食事ができていたからです。

 

正直、ゲームを買ってもらったり、たまには旅行に連れていってもらったことは、ほとんど覚えていません。

 

ですが、この時のことは鮮明に覚えています。

 

そして、子どもながらに「幸せだなぁ」と感じたんですよねぇ。

 

その後、母の仕事の関係で別居が解消されてけっきょく元の生活に戻りました。

 

結局、戻った生活がいやで僕は高校から一人暮らしをし、卒業後すぐ上京。

 

その後、30歳近くまで両親とあまり関わらない生活を続けていましたが、色々あって今は家族仲良しです^ ^
(この辺もいろいろあったのですが、いつか話しますね。)

 

 

さて、ダラダラと過去話をしてしまいましたが…

僕が何を伝えたかったのかといいますと、「何が幸せか見極めよう」という話です。

 

 

おそらく、僕の両親は子どもの幸せを望んでいたとおもいます。

 

欲しいものを買ってもらったり、旅行に出かけたり、学費も出してもらいましたから。

 

立地の良い広い家に住み、大きな車があり、外食で美味しいものも食べられる生活。

 

おそらく周りから見たら恵まれた生活だったのでしょう。

 

 

ですが、過去を振り返って僕が一番幸せを感じたのは、古くて狭い祖母の家の狭い食卓で兄妹みんなで食べた食事です。

 

おそらく、幸せってそんなもんじゃないでしょうか。

 

 

世のなかは「世間が考える幸せ」みたいなものに溢れています。

 

広い家に住むこと、いい車に乗ること、いい服を着ること、いい大学に行くことetc…

 

憧れる人も多いのかもしれません。

 

実際にこれらで幸せを感じる人もたくさんいるでしょう。

 

 

ですが、一歩止まって考えてほしいんです。

 

「自分はそれが本当に幸せなのか?」と。

 

 

意外と過去の僕みたいにもっと素朴な幸せが欲しいのかもしれませんよ^ ^

 

 

ぜひ、

「どんなお金の使い方をするのがベストか?」

考えてみてくださいね。

 

 

PS
ちなみに家や車を買うこと否定したいわけではありません。

あくまで、「本当にそれがいいの?」と考えて欲しい、というのが意図です。

 

 

PPS
ちなみに今の僕は妻とも両親とも仲がいいので、まいにち幸せです^ ^

 

 

PPPS
昔を思い出しながら書いていたら若干泣きそうになりました(笑)

 

 

それでは、またのメールをお楽しみに。

ここまで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m

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