衣替えは断捨離チャンスだと思っている前村です。(生活費と同じように定期的な見直しは重要)
さて、今日は「投資が続けられない理由」というテーマでお話ししていきます。
先日、ネットニュースにこんな記事がかかれていました。
「新NISAで投資した資金が値下がり。
そんなはずじゃなかった。
と解約する人続出」
増えると思って始めた投資が、マイナスになりやめてしまったという記事ですね。
実際に直近のデータを振り返っても
多くの方が取り組む投資信託の平均的な保有期間はたったの4年。
長期投資が必要だと言われていても、一時的なマイナスを経験して当時から離れてしまう方が一定数います。
いや、おそらく個人で投資をしている人の9割以上は途中で離脱するでしょう。
では、なぜそれほどまでに続けられない人が多いのか?
理由の1つには高すぎる期待値があります。
最近の投資関連の情報は、資産が増えることだけを示唆したものが多いです。
国も金融機関と投資をしてもらった方が都合がいいこと。
投資をしなければいけない環境であること。
そのためにはわざわざマイナスな情報は出しません。
ただ、当然投資なのでリターンに等しくリスクがあります。
このリスクに対する理解ができないまま投資を始めた方が
「こんなはずじゃなかった」と言いリスクに耐えられずやめてしまう。
増えて当たり前と思っていた人からしたら、資産が減るのはたまったものじゃありませんから。
ましてや、これまで投資したことがない人は資産が減るという感覚すらないです。
銀行に預けていれば口座に入ってるお金は目減りしませんからね。
ですので、慣れない資産の低下と増えると思った期待値。
このギャップに耐えられず売却してしまうというわけです。
投資をするときには過度な期待はせず淡々と続けることが大切。
投資をすること自体が特別でもないし。
その中で資産が変動するのも当たり前。
車に乗り始めた時は事故が怖くて慎重に運転しますが、慣れるとあまり意識しませんよね。
経験値が増えることで事故に遭うポイントなどが理解できて心配する回数は当然減るので。
ただ、乗り始めと慣れたときどちらも事故に遭うリスクは変わっていません。
単純に運転経験から事故に対する向き合い方が変わっただけです。
資産運用も同じように必ずリスクはあります。
ただ投資自体を特別に思いすぎると過度な期待から暴落に耐えられなくなるので。
投資はコツコツ成長してドカンと落ちる。
これを頭の片隅に入れて。
あとはいつも通り過ごしてください。
暴落してもまたコツコツ成長しますから。
自分の投資に自信がないと感じた時は、勉強が必要なタイミングです。
なんとなく始めてしまった方は安心して取り組める環境を作っていきましょう。
そうすれば投資が怖いものではなく、あなたのやりたいを叶える選択肢に変わりますので。
いい資産運用を続けていきましょうね^ ^