前髪ありの妻を見て思わず「可愛い」という言葉が漏れた前村です。(結局、どんな姿でもそう思うんですけどね笑)
さて、今日は「具体と抽象」というテーマでお話しします。
先日、友人から転職について相談を受けました。
彼は将来的に独立を考えており、すでに副業も実践し本業よりも収入があるそうです。
ただ、独立に向けてはまだ必要なことがあると感じており、営業力やプレゼン力。
ここをもっと身につけてから独立に踏み込みたい。
そう話していました。
さて、あなたが同じ相談を受けたら、どうアドバイスをしますか?
僕がこの説明を聞いた上で、彼に最初に投げかけた質問は
「〇〇の最終的な人生のゴールは何?」です。
唐突すぎる質問に、少々彼は焦っていました。
転職や独立を考えているのに、人生のゴールという壮大な質問が来たわけですからね笑
でも、この発想はすごく大事なんです。
僕たちは、日頃から目の前の問題を解決するために動こうとします。
すると、小手先の知識やスキルを身につけようと頑張ってしまうことが多い。
目の前の具体的なものに集中しすぎてしまうんです。
ただ、そんな時に考えて欲しいのがそもそも自分はどんな人生を歩みたいのか?
将来どんな生活をしたいのか?
こうした、抽象的な内容です。
そんな抽象的な、曖昧なものなんて必要ないよ。
もっと具体的にどうしたらいいのか教えてくれよ。
アドバイスを求める人の多くは、こう思うでしょう。
ただ、具体を出すためには、抽象が必要なんです。
その理由はシンプルで、抽象的な内容が決まれば最短距離で前に進めるから。
例えば、資産運用でもどんな投資がいいのか?
始めるためにはどうしたらいいのか。
スキルやお金がなければできない。
こんな形で、目の前の問題だけを考えて動きがちです。
すると選択肢が多すぎるので、どこから手をつけていいのか迷いますよね。
では、これが抽象度を高めるとどうなるかというと。
そもそも、なんで投資をしたいのか?
老後お金に困って子供には迷惑をかけたくないんだ。
こんな形で投資をする理由を考えます。
この抽象的な目標が見えてきたら、少しずーつ具体的に落とし込みます。
老後お金に困りたくない
↓
そもそも老後はいくらあったら足りるんだろう
↓
生活費はどのくらいかかってる?
↓
あ、年金はどうなるのかな
↓
あー毎月20万円ぐらい赤字になるかもしれない
↓
そしたら、年間240万円だから老後の年数で考えたらざっと6000万ぐらい足りないのかもしれないぞ、、(やばい)
↓
老後までの年数を考えたら今できる貯金だと毎月25万円も必要だ!!(やばい)
↓
資産運用は必要だなーでも、老後までに【6000万円】貯められる方法あるかな?
↓
調べてみよう!
と、こんな形で抽象度を少しずつ下げてあげると、今あなたが本当にすべき行動(具体)がわかってきます。
だからこそ、まず最初に抽象的な目標を決めることが重要なんです。
今目の前にある行動1つ1つが、あなたの未来に繋がります。
だからこそ、どんな方向性で進みたいのか?
その目標となる旗をぜひ考えてみてください。
1人ではできないというのであれば、それをサポートしてくれる人を見つけるのが具体的な行動になるので。
目の前のことに精一杯になった時は、この考え方を思い出してくださいね!
それでは、また!
P.S.転職の件に関しては、将来像を描いたら今の会社のままでもいいのかもという結論になりました。
一見、何も変わらないじゃんと思うかもしれませんが、大事なものが見えた決断には大きな意味があります。
きっとこれからの会社での生活は今までと見え方が変わることでしょう。