夏が近いせいか最近はサザンばかり聴いている前村です。(白い恋人達も聴いているので季節感はおかしい笑)
さて、今日は「アリの行列」というテーマでお話していきます。
先日、妻と鎌倉に出かけてきました。
埼玉から鎌倉に向かう時は東名高速というものがあり、めちゃくちゃ渋滞するんです。
しかも、鎌倉行く上で乗る必要がないのに、分岐点があるので混むという被害者感覚(笑)
高速の渋滞ってすっごい嫌なんですよねー。
進まないし、休憩できないし、終わりが見えない感じ。
ちょっと進んだと思ったら突然割り込んでくる車もいて。
くそーって言いながら、妻と楽しく話せるからいいんですけどね(笑)
ゴールデンウィークやお盆など、必ずと言っていいほど高速での渋滞が発生しますよね。
信号もないのに不思議だなーと思ったことありませんか?
直線で信号もない道で渋滞も起きるし、事故も起きる。
歩行者や自転車が通るわけでもないのに。
なぜ渋滞が起き、そして事故が発生するのか?
その原因は前の車との車間距離を詰めるからだそうです。
交通量などが問題ではないんですよね。
この答えが導かれたヒントとして、アリの行列があるそうです。
子供の頃、アリの行列を見つけたら追いかけたりしませんでしたか?
僕はよくやってましたね(笑)
子供の頃は不思議に思いませんでしたが、アリの行列の中でアリが進めず詰まってる場所ってないんですよ。
常にアリは一定の速度で進み、渋滞や事故なく目的地まで列を作って進みます。
これが、どれだけの大群になっても変わらず進める。
このアリの行列にヒントがあります。
アリは一定の速度で進むという暗黙のルールがあり、皆それを守っています。
しかし、僕たちには理性がありこの理性が悪く働くことで暗黙のルールを破ってしまう。
早く行きたい、前の車が遅い、隙間が空いたから割り込もう。
など、本来ならアリと同様に一定の距離を保って走ればいいものを走れないんです。
その結果、ブレーキを踏んで後ろの車もブレーキを踏み連鎖した結果が大渋滞や事故に繋がる。
渋滞が嫌だ、事故が嫌だ、誰もがそう思っているはずです。
それなのにこれだけ単純なことができない。
人間の理性とは、そのくらいなんです。
だから、資産運用でも長期で積立をすることが大事だと言われていても、途中で売り買いして損をする人がでます。
成長する市場に預けておけば、何もしなくてもコツコツやるだけでいいのにです。
人口が増え、経済が発展していけば自ずと株価も成長します。
待てばいいものを、待てない。
利益が出たから売りたいな。
今の生活で必要になっちゃったから。
このまま損をし続けるのが怖い。
など、理性が悪く働いて続けられなくなってしまう。
ただ逆にいうと、ここを正しく抑えることができれば、資産運用で損をするなどの事故を防ぐことができます。
アリでも当たり前のようにしている単純なルールをあなたは守れますか?
僕は守ります。
理性に負けず、淡々と続けられるようにしていきましょうね。
それでは!