無事、引っ越しが終了したのですが、引っ越したばかりでなんだか落ち着かない黒田です。(人の家みたいな感じ)
さて、今日は「貧乏人ども」というテーマです。
以前「H社長」という方からいろいろ教わっていました。
このHさんの年商30億円くらいの会社の社長だったのですが、いろいろ会社を売却して今は好きな仕事をしながら、自由に気ままに暮らしている、というちょっとすごくて面白い方です。
そんなHさんからはいろいろ教わったのですが…
その中でちょっと面白い話があります。
Hさんが30代の頃、ある経営者の会に呼ばれて講演する機会があったそうです。
当時からHさんはばりばり儲かっていたので、その辺りの話をしてほしい、との依頼でした。
ただ、Hさんは当時30代で、経営者の会の人たちは50〜60代。
Hさんは「普通に話しても誰も聞かないだろうな」と思ったそう。
Hさんは若くして成功した方なので、その人たちに教えられることは山ほどあります。
ですが、多くの人は「若造になんか教えられたくない」と思っている。
また、もっと言えば「今のままでも大丈夫」だと勘違いしている人も多いです。
ただ、「今のままで大丈夫」は経営において最も危険な考え方。
だからこそ、講演を開くわけなのですが…
どれだけいいことを言っても話を聞いてもらえないと意味がありません。
そこで、Hさんはある策を使いました。
それが、なんと講演の一番最初の一言を
「ようこそ貧乏人ども」
からはじめたそうです(笑)
話を聞きそうにない社長たちが全員、こっちを向いた、と話していました。
まぁ、大半はニラんでいたそうですが(笑)
ですが、それはHさんの狙い通り。
まず、Hさんは話を聞く体制を作りたかったんです。
そして、その後に「なぜ、そんなことを話したのか?」を説明していきます。
その意図がわかっていくうちに段々と社長たちは「今のままでは危ないかも知れない」と気づいていった、という話でした。
おもしろくないですか?
最初の一言はお世辞にもいい言葉だとは言えません。
ですが、結果的にその一言のおかげで社長たちは学びを得たし、今の問題に気づけたのですから。
さて、世の中のほとんどの人は「問題」を認識していません。
また、なんとなく認識していても変えようとしない。
そんな人が大半です。
なぜか、「今のままでなんとかなる」とか「自分でなんとかしよう」と思ってしまいます。
でも、よく考えてください。
今まで自分の考えで行動してきたから「問題」が起きているわけです。
だとしたら、自分以外の人の意見を取り入れないと変わるわけがありません。
今までの自分とは違う行動を取るためにセミナーに参加しているのに、なぜかセミナーに参加してなにも行動を変えない人は大勢います。
それじゃあ、結果も変わらないですよね^^;
Hさんが使った「ようこそ、貧乏人ども」は人によっては不快に感じる言葉でしょう。
でも、その言葉をきっかけに人生が変わっていくのだとしたら…
とてもいい言葉ですよね。
時には自分が不快に感じるような強い言葉にこそ、変わるチャンスもあります。
あなたが、もし不快に感じるのなら行動を変えるチャンスかも知れません。
結局はどんな手段でもいいので
「今までと違う行動を取る」
それが一番シンプルでパワフルな結果を変える方法になります^ ^
ぜひ、あなたも今日の「ようこそ、貧乏人ども」というメッセージをうまく利用してください。
僕は驚きはしましたがHさんから聞いて利用しましたので。
ここまで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m