友人の結婚式が高校の同窓会になる前村です。(高校というよりほぼ野球部の同窓会)
さて、今日は「たった2ヶ月」というテーマでお話しします。
昨日、高校時代の友人の結婚式に参列してきました。
そこで友人がしていたスピーチの内容がとても良かったので、一部抜粋してシェアします。
友人が話していた内容は時間の話。
マネーアカデミーでも、普段から時間とお金の使い方が人生を作ると話しています。
その時間について、よりリアルに考えられる方法です。
あなたには両親または子供、はたまた大切な人や友人はいますか?
きっと、誰かしら1人は大切な存在と言われる人がいると思います。
その方とは、多くの時間をかけて関係性を築いてきましたよね。
そして、これからもそんな時間がまだまだ続くだろうと、なんとなーく考えていると思います。
では、実際にどのくらいの時間が取れるでしょうか。
今回は、わかりやすく両親にしましょう。
現在、親元を離れている方は、1年間で会えるタイミングは長期連休や休みの日が一般的。
そして、実際に会っても、ご飯を食べたりお風呂に入ったり、1日いてもゆっくり話す時間というのは良くても2,3時間ほどでしょう。
では、この時間が年末年始で5日間、GWで3日間、お盆休みで3日間、その他土日に月1あったとして12日あるとします。
すると、1年間で会える日数は23日。
そして、23日のうちゆっくり話せる時間が3時間だとすると、1年間で69時間親と話すことができます。
さて次に、考えたくはないですが、親の寿命というものも仮定してみましょう。
例えば現在70歳で、あと20年ほど親と過ごせると考えたとします。
すると、20年×69時間をすると親と話せる時間は1380時間です。
これを1日単位の24時間で割ってみると、これからの20年間で親とゆっくり話せる時間はなんと、、、
たったの57日しかありません。
なんとなく続くであろうと思っていた、親との時間もリアルに計算してみると経ったの2ヶ月ほどしかないんです。
今年もあっという間に9月になったように、大切な人との時間というのはあっという間に過ぎてしまいます。
僕たちは、当たり前のようにあるものに対して価値を置くことが苦手です。
なぜなら、あることが当たり前だから。
でも、そんな当たり前も、失った瞬間に尊いものだったと気づきます。
これは、人間関係も健康も仕事も生活もどれもそうです。
僕自身も母のガンが再発した時から、あとどのくらい一緒に過ごせるだろうと考えました。
すると、今回計算したように、全然一緒に過ごせないと思ったんです。
そこから苦手な勉強を必死にして仕事も変えて、母親の看病ができるような環境を作りました。
今あるものが、有限でとても尊いものだと気づくことができれば、今よりも濃い時間を過ごせるようになります。
当たり前すぎて難しいことかもしれませんが、時々この考え方を思い出してみてください。
そうすれば、きっとあなたの人生はさらに濃く豊かなものになりますので。
お互いに、いい人生だったと思える生き方をしましょうね!