高齢患者が直面する悲しい現実
僕は前職の関係もあって、知り合いに医療関係者が多いです。
その人たちから、現在の高齢者の話を聞く機会がありました。
想像以上に厳しい現実があります…
たとえば、ある患者さんが退院するときに、その方のお姉さんが迎えにきました。
患者さんもお姉さんも70歳を超えています。
そこで、患者さんがお姉さんに言われていたのは
「私に迷惑かけないで」
「入院のお金やこれからの治療なんて私は払わないからね」
このように厳しい言葉でした。
増え続ける「お金がない高齢者」
実際、いま「お金がない高齢者」がどんどん増えています。
普通に生活する分ならギリギリいけますが、治療費が必要になると年金と貯蓄だけではどうしようもない。
だから、家族からの支援が必要になります。
ただ、家族も同じように生活が苦しいので自分たちのことだけで精一杯。
その結果、このような家族が生まれてしまうのです。
実際、表に出ていないだけで、高齢者の貧困化はかなり問題になってきています。
しかも、「今」でこれです。
これから、先はどんどんこのような家族が増えていくでしょう。
国も家族も助けてもらえず、苦しい生活を送り続けるしかない。
こんな人生は僕はいやなんです。
働けるうちに資産形成をしっかりとしておけば、こんなことにはなりません。
でも、「危ない」とか「損したくない」、「よくわからない」、「今は余裕がない」といって真剣に資産形成する人がほとんどいません。
こんな社会だから、みんな豊かになれないんでしょうね…
問題を後回しにするのは簡単です。
でも、少しでもいいから将来のことを真剣に考える大人が増えてほしい。
僕はそう思っています。
老後破綻が起きないように、今できることから始めていただけると嬉しいです。
おまけ.あなたはもう受け取りましたか?