繰り上げ返済はするべき?
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免疫力の高さが取り柄の前村です。(花粉症もアレルギーもないので毎日元気です笑)

 

さて、今日は「繰り上げ返済はするべき?」というテーマでお話します。

 

個別相談をしていると、住宅ローンの支払いに関して相談を受けることがあります。

 

その中でも多い相談内容が、老後にも住宅ローンが残るので繰上げ返済するべきかどうかというものです。

 

これに対する回答は、、、

 

あなたが運用できる利回りが、支払い金利よりも低いのであれば繰上げ返済をしましょう。

 

例えば、あなたが運用できる選択肢が銀行預金だった場合、利回りは0.001%です。

 

一方で、住宅ローンの支払い金利が1%だとすると、あなたが増やせるお金よりも支払う利息の方が大きくなります。

 

このケースの場合は、なるべく早く支払いを済ませたほうがいいです。

 

では、反対にあなたが運用できる利回りが8%で、住宅ローンの金利が1%だった場合はどうでしょう?

 

このケースであれば、あなたが支払う金利よりもあなたが増やせるお金の方が多くなりますよね。

 

ということは、わざわざ安い金利を払うことにお金を使ってしまうのはもったいないということです。

 

例えば、金利1%で借りている住宅ローンの残債が15年分で1000万円だった場合、支払う利息は約77万円になります。

 

一方で、このお金を運用に回すことによって得られる資産はというと。

 

2300万円です。

 

1000万円の使い道として、77万円の利息を払うために使うのか。

 

2300万円も増える運用に使うのか。

 

どちらが、お金の使い方として選択肢の幅が広がるかは一目瞭然ですよね。

 

あなたの持っている選択肢によって、出すべき切り札は変わります。

 

この切り札を使いこなせるかどうかが、とても重要です。

 

今回のケースも、1000万円を投資に回さず半分は運用して半分は今使うという選択肢を持つこともできます。

 

反対に一括返済をして、気持ちをスッキリさせるというのもいいわけです。

 

お金の使い方に正解はないからこそ、あなたの持つ選択肢に対して納得のいく使い方ができているのか?

 

この判断を人に任せるのではなく、あなた自身ができるようになりましょう。

 

あなたにしか、あなたの不安や喜びを持つ選択肢は作れませんので。

 

持っている知識や選択肢を使いこなせるようになれば、あなたのお金力はもう上級者です。

 

目の前の問題だけではなく、生涯的な目線であなたがプラスになる選択肢を取れるようにしてみてくださいね。

 

 

 

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