最近、「左利きのエレン」「ブルーピリオド」と芸術系の漫画を立て続けに読み、「芸術の教養ある人ってかっこいいなぁ」と思い始めている黒田です。(黒田の芸術的センスは絵心ない芸人と同等です。)
さて昨日、株式取引について知りたいですか?と問いかけたところ、意外と反応がありませんでした(笑)
いつもは大体こういう呼びかけをすると20人以上の方から反応があるのですが、昨日は5人。
こうなると、伝えるべきか悩みます(笑)
ですが、反応いただいた方のためにも何か応えたい。
ですので、「知っておいて損はない株式取引の仕組み」というテーマでお話しします。
これなら、大して興味なくても知っておいて損はしないので大丈夫です(笑)
では、早速。
まず、株式取引を始める前に知っておいてほしいのは
「なぜ、株価が上下するのか?」
この2点です。
「株式って何?」の回答ですが、簡単に言うと
「いま、うちの会社はお金があれば、儲かる仕組みが作れるんです!」
「ですから、出資してもらえませんか?」
「業績上がったら、いろいろ得しますで」
という企業に対して、「いいよ、じゃあ仕事頑張ってね」という取引をすることです。
ここで知ってほしいのは「融資」との違いです。
「融資」は同じようにお金を会社に渡すのですが
・返済義務がある
・返済期間がある
・基本的には利息がもらえるのがメリット
こういう仕組みです。
ただ、「出資」は
・返済義務がない
・基本は返済期間もない
・業績に応じて、株価のアップや配当がもらえる
こういう仕組みになっています。
つまり、「融資」に比べて、リスクもリターンも大きいのが株式の特徴です。
なので、「株式ってなに?」と聞かれたら、「企業に出資して見返りを求める手段の1つ」と回答すると知っているっぽい人になれます(笑)
じゃあ、あなたが出資して「株式」を買ったとして「なぜ、株価が上下するのか?」への回答です。
当然、株を買ったのなら、「株価の上昇」を期待します。
でも、そもそもなぜ株価は変わるのでしょうか?
それは「株を買いたい人の数が変わるから」です。
たとえば、あなたの買ったのが100万円で配当10%がもらえる株だったとしましょう。
100万円の株を持っていると、毎年10万円がもらえるわけです。
これはいいですよね。
そうすると、「すいません、その株を200万円で売ってくれませんか?」と言う人が出てきます。
なぜなら、200万円で買ったとしても毎年10万円もらえるなら、銀行に預けるより全然いいから。
そうすると、同じ株を売る人が出てきます。
100万円の株を200万円でも買いたいって人が出てくる。
これが、「株価が上がる仕組み」です。
株価はこのように「需要と供給」の関係で決まります。
ここで面白いのが「必ずしも業績を反映しない」ということです。
特に今回のコロナショックのようなことが起きると、「株価」は下がりすぎるし、上がりすぎます。
ようは業績ではなく「不安で売る人」と「期待で買う人」が増えるからです。
長くなってしまうので、この辺りまとめます。
・株式は企業がお金を集める手段の1つ
・株価は需要と供給で決まる
・株式は「感情」ではなく「会社の業績」で判断するのが正しい
この3つだけ覚えておきましょう。
より詳しく知りたいと思ったら、スクールでお待ちしてます(笑)