妻との結婚記念日だったので、久しぶりに結婚式を挙げた式場にご飯を食べに行った前村です。(みなさんは記念日には何をしますか?)
さて、今日は「無知の罰金」といったテーマでお話しします。
税金は無知の罰金という言葉があるのをご存じでしょうか。
税金には、様々な控除や仕組みを使うことで納税額を抑える方法があります。
こうした知識を得ずに、ただただ税金を引かれることを無知の罰金というそうです。
税金と同じように、日々の生活の中でもお金の知識があるだけで 負担を下げる方法が存在します。
例えば、住宅ローンもその1つ。
住宅ローンの負担を減らすときに、借り換えか繰上げ返済をして負担を下げる方法があります。
実際に、これを行っている人もいるのではないでしょうか。
ただ、もう1つ多くの方が見過ごしている選択肢があります。
それが、金利の引き下げ交渉です。
これは、いま借りている銀行で金利を下げてもらうように交渉するというシンプルな内容。
このメリットは、借り換えなどよりも手間もかからず、繰上げ返済のように一度に大きなお金を失わなくていいこと。
実は、借り換えをしてしまうと新規のローンの組み替えになってしまうため、諸費用が多くかかってしまうんですね。
手間もかかる上に、実はトータルコストで見るとマイナスになってるかもしれないのが借り換え。
そして繰上げ返済についても手元の預金を使うため、余裕がなければできない選択肢です。
また、繰上げ返済するお金を運用に回した方が最終的な資産額を増やせるという可能性を失うなど。
2つの対策には、メリットデメリットがあります。
しかし、金利の引き下げにおいては大したデメリットがありません。
交渉をするだけなので通ればラッキー、通らなければ借り換えや繰上げ返済をすればいい。
さらには引き下げなので、初期費用もさほどかかりません。
また、銀行からすると他の銀行に自分たちの利益を取られるのは避けたいので、交渉にも応じやすくなります。
100%成功するわけではないですが、借り換えなどを検討しているのであれば一度は試すべき内容です。
ただ、実際は多くの方が「そんな交渉なんてしていいの?」という感覚からやりません。
これも、交渉してもいい知識があるかないかで家計の負担は変わるということです、
お金の知識を持ち、選択肢を増やせることで人生のトータルコストは大きく変わっていきます。
お金を採取される側になるのではなく、 お金を正しく残せる側の人間になれるように知識をつけていきましょうね。