ルールを守る側よりもルールを作る側が一番得をするので、ルールは守るより作りましょう、と思っている黒田です。
さて、今日のテーマは「泥舟」と言うテーマのお話です。
僕は豊かな人生を送る上で資産運用は誰もが取り組んだほうがいいことだと思っています。
豊かさは人によって違うので絶対とはいいませんが…
それでも資産運用は「ほぼ必須」だと思っていいでしょう。
この資産運用を正しく始めていく上で、一番の敵は「自分の過去の常識」です。
人生のどこかで「資産運用は危ない」という間違った思い込みをした結果、取り組めない人が多いので。
この思い込みをクリアして、すぐに始める人もいますが、新しい敵と戦う人もいます。
そう、2番目の時は「家族」です。
パートナーや両親など、家族から反対されることによってスタートできない。
こういった人も多いですね。
資産運用そのものを反対されるパターンや、マネースクールでお金を払って学ぶことを反対されるパターンもあります。
どちらにせよ、家族の反対で前に進めないわけです。
実際、マネースクールで学びたいけどパートナーに反対されて入れなかった、と言う人は一定数います。
この時に考えて欲しいことは2つ。
1つめは、反対される人は同じ船に乗っているのか?
もう1つが、同じ船に乗ったままでいいのか?
この2つです。
まず、1つめの「反対される人は同じ船に乗っているのか?」というのは、「人生をともにしているのか?」ということです。
たとえば、親に反対されていたとします。
でも、ほとんどの場合、親の方が先に亡くなりますよね。
じゃあ、親の言うことを聞いてもし老後破綻してしまったら…
困るのは「親」ではなく「自分」だということです。
ここ当たり前のようだけど凄く大事なところになります。
正直、人生を共にしない人の意見を最優先するとろくなことがありません。
生きる時代が違えば選択肢は絶対に変わってきます。
それを相手の生きた時代の常識で縛られてしまったら、大変なんです^^;
言うなれば、今の時代にいまだに公衆電話を使え!と言われているみたいなもの。
同じ時代を生きていかないなら、基本的には自分で決断していきましょう。
もう1つの考えて欲しいことが「同じ船に乗ったままでいいのか?」ということです。
これは主にパートナーがいる人に考えてほしいことになります。
先程の親の場合は、人生をともにするわけではないので、意見に左右されないほうがいいです。
ですが、パートナーは同じ時代を一緒に生きていくことになります。
するとパートナーの意見は無視するわけにはいかないんですね。
ですが、ここで見極めて欲しいのが「今乗っている船はどんな船なのか?」ということ。
ようはこの船はそのままいったら沈む泥舟だったら…
その船に乗っているのは危ないですよね。
もし、あなたが明らかな泥舟にパートナーと一緒に乗っていたとしたら、どうしますか?
パートナーに反対されても、どんな手段を使ってでも船を乗り換える説得をするはずです。
だって、乗り続けていたら沈むわけですから。
この考えは資産運用でも同じです。
僕は資産運用をしないことは泥舟に乗り続けることだと思っています。
そして、パートナーが資産運用に対して反対するなら泥舟から降りようとしないってことです。
だとしたら、どんな手段を使ってでも資産運用を始めてもらえるよう説得をします。
もしくは勝手に始めます。
だって、相手の意見を尊重していたら一緒に沈むだけですから^^;
大事なことは二人が助かること。
だとしたら、説得OR無理やり始める、と言う選択肢を選んだほうがいいんです。
ぜひ、自分が今どんな船に乗っているのか?
考えるようにしてくださいね。
他人の意見に左右されて泥舟に乗り続けないよう気をつけましょう。