ようやく進撃の巨人を見始めた前村です。(なんだかんだ、ずっと敬遠してました笑)
さて、今日は「泥沼作戦」というテーマで話します。
先日、受講生の方から車の購入に関して質問がありました。
その方は残クレで車を購入し、近々満期を迎えるそう。
ここで新たな車に乗り換えるか、残価を払うかどちらにするべきか？
という質問でした。
さて、あなたならどう答えますか？
僕の答えは、、、
早く残クレの泥沼から抜けましょうという回答です。
車の購入方法は大きく3つ。
1.一括購入
2.ローン(銀行、ディーラー、自社)
3.残価クレジット
この中で、残クレがもっとも車屋の思惑が入ってます。
まず残クレの仕組みは、残価と契約期間を決めてローンを組み、その後は購入か乗り換えを選択するというもの。
例えば200万円の車が、売却時の残価が80万とします。
すると200万円から残価の80万円を差し引いた120万円が契約期間中に払うローンになる。
本来200万円する車が、120万円で乗れるのでお得だよー！！
というのが、残クレの売り方です。
一見、お得に見えるんですが全然そんなことない。
問題は、残クレの契約期間が切れたあとの選択肢です。
乗り続けるために残価を払う場合。
一括で払っても、これまでに残クレでローンを払うので通常の一括よりも高くついてる。
ローンを選択しても、残クレからのローンは金利が高く設定されるケースが高い。
どちらにしても、通常の買い方よりも高くつきます。
乗り換える場合も、また同じことを繰り返すので残クレの沼から抜けられません。
途中で売却をしたくても自由に売買はできないし、走行距離や車両維持など縛りも多い。
一方で、車屋は綺麗な状態で車を仕入れられます。
すると転売もしやすいし、新しい車も買ってもらえる。
正直、残クレは車屋にとって都合のいいことばかりなんです。
新車を安くたくさん乗り換える人生にしたい！
という方は残クレがピッタリです。
ただ、そこまで車にこだわりがない人には合わないです。
お金がなくても、いい車に乗れるという謳い文句が残クレの特徴。
ただ、謳い文句通りの人は残クレで買わない方がいいです。
むしろ、残クレで組むからローンの泥沼から抜けれず負担がかさむので。
消費者にとって都合よく見える商品には、販売側にも必ずメリットがあります。
相手のメリットが、あなたのデメリットになる場合は冷静になってから購入をしましょうね。
高い買い物ほど、勢いで買ってしまうので冷静な判断が重要になりますから。
無理のない買い物を心掛けていきましょう！
