早めのパブロン!の言葉を考えた人は天才的だなと思う前村です。(キャッチフレーズと言われるものを考える人の思考は面白そうですよね。)
さて、今日は「早めの対処」というテーマで話します。
関東は、あっという間に梅雨明けしましたね!
最近は、いつ梅雨が来たのかわからないほど雨が少なくなったなーと。
気候変動の激しさを感じます。
そして、梅雨入り前から気になるのが熱中症。
僕は体が丈夫なせいか、なったことはないですが…
毎年多くの人を苦しませていますよね。
熱中症は、水分補給や体を冷やすことで防げます。
しかし、熱中症になる多くの方は「まだ、大丈夫だろう」
この一言が原因で、体調に異変を感じます。
冷たい水から温められて、まだ大丈夫だろうと思い
逃げ出さない茹でカエルと一緒です。
気づいたら体調に異変を感じて、気づいた時には手遅れ。
なった時に対処をしても、効果は薄いです。
健康というものは、元気である時にはそのありがたみを感じることができません。
いざ不調を感じた時に、あの時こうしておけばよかった。
と、後になって後悔するものが多いです。
これと同じように、老後の生活を迎える方の多くが同じことを思います。
働いているので、生活はどうにかなる。
そう思っていたけど、突然体にガタを感じて思うように働けなくなってしまった。
すると年金だけでは、到底生活ができない。
どうしようと思った時に、資産運用を考えても難しい。
期間が短ければリスクが高いし、時間をかけられないので効果が薄い。
熱中症と同じようなことが、毎日にように老後を迎える方を襲っています。
「まだ大丈夫」のたった一言で健康も生活も一瞬で奪われてしまいます。
当事者となる前に、早めの対処をする。
健康やお金の勉強にお金を使うことに抵抗があっても、使った方がいいわけです。
エアコンをケチらなかったり、資産運用の知識を身につけていたら防げるのですから。
しかし、多くの方が予防にはお金をかけず、処置にお金をかけます。
これは非常にもったいないなーと。
仏教の世界的賢者でもある、ダライラマの遺した言葉の中に次のようなものがあります。
「人は、お金を儲けるために自分の健康を犠牲にし、
健康を取り戻すためにお金を犠牲にする。」
人は矛盾した生き物ですね。
早めにこの矛盾に気づくことができれば、正しい対処をすることができます。
ぜひ、このエッセイを読むあなたやあなたの周りの人だけは、早めの対処をしましょうね。
10年前、このエッセイを読んだ時に動いていればよかったと思わないように…