8月も終わり、9月になりました。
夏が終わっていく節目に本当にあった怖い話をしようかと思います。
ホラー系ではないので、ご安心ください^ ^
ただ、「こわ!!」とは思います。
それでは、はじめます。
本当にあったこわい話。
これは、ある老父婦の話です。
二人はとても堅実な暮らしをしていました。
旦那さんは会社員として一生懸命はたらき、奥さんは主婦として旦那さんを支えました。
毎月、決まった金額をしっかりと貯蓄し、将来への備えもしっかり作りました。
月日が流れ、旦那さんは会社を退職。
ただ、貯蓄がしっかりあったので、退職した時点で5000万円の現金を持っていました。
年金は夫婦二人で20万円ほど。
そんなに派手な生活をするつもりはなかったので、
「5000万円を少しずつ切り崩しながら生活しよう。」
そう、思っていました。
そんな二人のもとに来たのは、ある証券会社の営業マン。
営業マンは言いました。
「貯金しているだけでは、お金が減っていくだけです!」
「せっかくですから、運用して毎月配当をもらいましょう!」
「配当をもらいながら生活すれば、もっと豊かな生活ができますよ!」
と。
資産運用に関して、全く知識のなかった二人は配当をもらいながら生活をすることに魅力を感じました。
そこで、貯金していた5000万円で営業マンがすすめる投資を始めることにしたんです。
それから、毎月のように配当が入ってくるようになりました。
年金の他に配当のある生活はとても素晴らしかった。
「もっと早く資産運用をはじめればよかったね」
なんて二人で笑っていました。
それから数年後、大暴落が起きました。
景気は不景気になり、配当金が減りました。
その時、ふと投資した5000万円はどれくらいの価値になったんだろう、と思い証券会社に確認しました。
すると…
投資した5000万円は、半分以下の2000万円まで下がっていたのです。
実はこれには証券会社のカラクリがあります。
まず、毎月あった配当。
これは運用した儲けではなく、毎月元本から出していた配当でした。
つまり、配当とは名ばかりで貯金を引き落としていたようなものです。
さらに、証券会社では手数料がかかります。
金額が大きいので、毎年かなりの金額が手数料でかかっていました。
きわめつけは大暴落です。
まとまったお金の投資は大暴落の時に一気に価値を落とします。
その結果、投資した5000万円は、半分以下の2000万円まで下がっていたのです。
この時点で、夫婦の老後に必要なお金は足りなくなっていました。
資産運用することでもっといい生活をしよう、と思っていたのに…
むしろ、資産運用したことで資産を減らしてしまったのです。
老夫婦の決定的なミスとは
さて、いかがでしょうか?
もし、自分が同じ状況になったら…
「こわ!!」と思いませんか?
この夫婦はいったい何がいけなかったのでしょうか?
資産運用をはじめたことでしょうか?
証券会社の営業マンに言われるがまま投資をはじめたことでしょうか?
彼らに足りなかったのは「お金の教養」です。
お金の教養がなかったからこそ、運用スタイルも運用先も間違えてこのような結果になってしまった。
ただ、逆にいえば「お金の教養」されあれば同じ結果にはならないということです。
もし、あなたがお金の教養に自信がないのなら…
今のうちに身につけておいてくださいね。
そうすれば、きっと同じ失敗はしないはずです。
おまけ.あなたはもう受け取りましたか?