たまーに食べるモスバーガーが美味しくてハマりそうな前村です。(立地が悪いことで食事の質を上げてるのは流石ですね)
さて、今日は「日本株」というテーマでお話しします。
ついに!
日経平均が3万9千円台を突破して、34年ぶりに史上最高値を更新しました!
いやー歴史的ですね!
バブル崩壊以降に経済が低迷して、失われた30年といわれた日本もついに「戻ってきた」という感覚ですね。
こうしたニュースをきっかけに多くの方が
日本株は回復するぞ!
今が買い時だー!
となって投資をする人が増えます。
あなたもそう思っていませんか?
やっぱり日本株にも投資した方がいいのかな?
とか
伸びるなら、ちょっとぐらい買ってみようかな、など
今回の最高値更新をきっかけに、日本株に興味を持って投資をすること自体はいいと思います。
ただ、投資をする理由が株価が上がってるからとか、みんなが投資をしてるからという場合はやめた方がいいです。
投資で失敗する原因の多くは、感情に流されて買うべき理由が明確でないこと。
その結果、株価が下がった時に持ち続けていいのかわからず、不安になり投資をやめる。
これが投資で失敗する王道パターンです。
最初にも書きましたが、今回の日本株の最高値更新も30年ぶりに「戻ってきた」だけなんですよね。
事実として、日本株はこの30年間成長ができていませんでした。
それが今回、円安などの影響も相まって30年前の状況に戻り、少し更新しました。
この事実の裏側として、なぜ株価が更新したのか?
その理由が大事なんです。
円安などの影響で一時的に上がったのか?
企業としての成長が長く続いて、上がるべくして上がったのか?
同じ株価の成長でも中身が違えば投資対象として安心材料は変わっていきます。
あなたの大事なお金を預けるなら、株価が上がった!という表面的な理由ではなく。
なぜ上がったのか?
その事実をしっかりとみて投資ができるようになりましょう。
今回のような最高値更新は、一時的にもまだ成長が見込めます。
ただ、それも長くは続かず結果的には株価が下がることも多いんです。
そうなると、買うべき理由がない人は
やっぱり日本株はだめだ
どんどんマイナスになってるからやめよう
と手のひら返しをします。
こうならないためにも事実を見ることが大事なんです。
株価が上がって感情で動いてしまいそうな時ほど、ほっと一息ついて冷静に考える時間を作りましょう。
その冷静さが、後になってあなたを助けることにもなりますので。
正直、投資をするときに最高値更新したなど上がりきった時に始めるのは遅いです。
最高値を更新するということはその前から投資をしてきた人が必ずいます。
その人たちは、株価が上がりきった段階で利益を確定して、大きな資産を作って市場から離れます。
そうなると、上がりきった時に始めたあなたは、ただ株価が下がって行くのをみていくだけという状態になってしまう。
実際にこうした人を投資の世界では鴨といわれます。
鴨になるのだけはいやですよね。
それを避けるためにも、感情ではなく事実を見て日本株に投資をするかどうかは考えてみてくださいね。