病院勤務時代の「当直」の話
僕が、まだ病院に勤務していたころ「当直」の仕事がありました。
当直は、朝食の準備をするために病院に泊り込む仕事です。
これが、なかなか大変なスケジュールで
朝8時に出勤し19時まで、普通に仕事。
そこから、30分ほど休憩して、22時まで次の日の準備。
そのまま当直室に泊まって、朝の3時に起きて、9時まで仕事。
このように仮眠があるとはいえ長い時間、働かされます^^;
しかも、仮眠室ではなかなか寝付けないので
僕は当直が嫌いでした…
でも、中には進んで当直をしたがる人もいました。
その理由は「当直手当」です。
正確な数字は忘れましたが
当時、当直に入ると、8000円くらい手当がもらえたんです。
なので、お金が少しでも欲しい人は当直に入りたがっていました。
ただ、僕は当直手当の数字を計算した時に
「割に合わないな」と思ってたんです。
確かに当直の日は手当はつきます。
でも、午前中に帰れるので半日出勤扱いになっちゃんです。
でも、当直に入ると
朝の3時〜9時までの6時間+前日の準備で2時間ほど余計に働いている。
つまり、1日分以上働かされているのに、半日扱い。
これ、手当がついても割に合わないんですよ。
ややこしいかもしれませんが、簡単に言うと
「当直に入れば入るほど時給は下がる」
こういう仕組みなっていたんです。
だったら、アルバイトした方がマシだな、
と僕は思っちゃいました^^;
ほとんどの人は自分のお金に無頓着である
さて、この当直から学んで欲しいことは
「最低限の数字は把握しよう」ってことです。
資産運用でも家計の見直しでもそうですが
ほとんどの人は、
自分のお金に無頓着。
資産運用の数字も家計の数字も把握していません。
その結果、バカ高い手数料をとられたり
必要のない投資をしています。
これじゃあ、もったいないじゃないですか。
もし、数字が苦手だとしたら
数字が得意な人からアドバイスをもらえる環境を
探すことも大事です。
ちょっとした数字を把握できることで
将来、数千万円〜数億円という
違いをもたらすこともあるのですから。
あらためて、
「数字は大事!」
苦手意識を忘れましょう。
算数できれば誰でもできますので^ ^
おまけ.あなたはもう受け取りましたか?