手数料と利回り
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近所の、もつ焼き屋さんがコスパがよくて、つい頼みすぎてテイクアウトをお願いするくらい美味しかったのが嬉しかった黒田です。

 

さて、今日は「手数料と利回り」というテーマのお話です。

 

最近、いろいろな方から聞かれるのが「海外の積み立て保険ってどうですか?」という質問です。

 

僕は普段から辞めた方がいいって、言っています。

 

「黒田さんは、そう言うけど、ここ5年くらいはすごくリターンが大きいので、辞めなくてもいいのではないか?」

 

そんな風に考えているようです。

 

結論から言うと、僕はやっぱりおすすめできません。

 

その理由は「手数料」と「利回り」です。

 

まず、手数料と利回りの説明をする前に、、、

 

ここ5年くらいはリターンが大きいのに、なぜ辞めた方がいいのか、を説明します。

 

それは、ここ5年くらいは何を買ったってリターンが大きかっただけだからです。

 

世界的に市場が成長していたので、日本株だろうが海外株だろうが基本は上がっています。

 

だから、海外保険が特別いいのではなく、時代がたまたま良かった。

 

それだけです。

 

では、この前提条件を元に「手数料」と「利回り」の影響を考えましょう。

 

まず、ここ5年で利回りが10%出ていたとします。

 

ただ、この10%がすでに手数料が引かれた利回りだとしたら…

 

本当は、13%くらいの利回りが出ていたはずです。

 

つまり、あなたは3%程度の利益を依頼した会社に手数料で持ってかれていることになります。

 

たかが、3%の手数料だと思ってはいけません。

 

長期積み立ての場合、3%は大きな影響を与えます。

 

たとえば、利回り10%で毎月3万円ずつ20年積み立てるとしましょう。

 

この場合、投資元本が720万円に対し、2171万円まで増えます。
(約3倍)

 

では、手数料を引かれずに、利回り13%で同じく積み立てたらいくらでしょうか?

 

この場合、投資元本が720万円に対し、3115万円まで増えます。
(約4倍)

 

なんと、1000万円も差がつくんです。

 

つまり、間に営業マンを挟むことによって、手数料で1000万円近く引かれています。

 

これが、僕がオススメできない理由です。

 

正しい資産運用の知識があれば、自分でやっても保険会社でやっても、「利回り」はほとんど変わりません。

 

ただ、保険会社でやる場合は必ず「手数料」が高い分、利益が低くなります。

 

ほんの少しの勉強で1000万円以上の貯蓄がリターンが変わるのに、わざわざ人に任せる意味がわからないんです^^;

 

これを理解した上で、、、

 

あなたは、お金の勉強にお金をかけて1000万円得するか?

 

なんの勉強もせずに保険会社に任せて1000万円の手数料を払うか?

 

どちらがいいでしょう。

 

損得勘定を計算できない人が多いので、ちゃんと計算しましょうね。

 

知らぬが損、です。

 

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