家で作るカボチャのポタージュがお気に入りの黒田です。
(かぼちゃたっぷり、生クリームたっぷり)
さて、今日は「なぜ、感情を信じるのか?」というテーマです。
以前「人はモノが欲しいのではなく感情が欲しい」という内容をお伝えしました。
このことから分かるように人はどうしようもなく感情に支配される生き物です。
ですから、お金の使い方を上手くなるために「感情のコントロール」もかなり大事になります。
感情のコントロールというのは何も怒りっぽいとか、細かいことが気になってしまうのを直そう、というだけではありません。
特にコントロールして欲しいのが「感情による判断を無くす」ということです。
たとえば、「資産運用」をするかしないか問題。
多くの場合、資産運用をしない人の最大の理由は「損するのが怖い」という感情です。
大事なことは「損する」という事実が判断基準なのではなく、「損するかもしれない」という「感情」で判断してしまっている、ということです。
基本的に論理的、確率的に考えると、どう考えても貯金の方が損します。
増税、インフレが止まらない限り貨幣の価値は下がり続けますからね。
実際100年前は100円が50万円(給料2ヶ月分)くらいの価値がありました。
でも、今は缶ジュース1本の価値すらありません。
当時100円を貯金していたたとしたら、今は価値が5000分の1に下がってしまった、ということです。
大損ですよね。
長い歴史で考えたら、どう考えても貯金の方が損する確率は高いのですが…
人は「貯金が安心」「資産運用は怖い」という「感情」で判断しています。
客観的なデータよりも「自分の感情」が最優先基準だということです。
これは感情をコントロールできていない人の典型例になります。
お金の使い方が上手い人ほど、「自分の感情」では判断しません。
歴史やデータ、プロの意見で判断します。
普通に考えればどう考えても客観的な意見を取り入れた方が上手くいきそうなものですが…
なぜか勉強もせずデータも見ないで「自分の感情」を最優先に判断してしまいます。
実際、僕自身いまだに感情で判断しそうになることがあります^^;
「仲のいい人からおすすめなら大丈夫」とか「自分の好きな方を選ぼう」というも感情ですから。
もちろん、ときには感情で判断するものいいでしょう。
それが人間ですからね。
でも、人生において大きな影響を与えること、迷うような大きな決断は、「感情」だけで判断するのはやめてくださいね。
感情だけで判断しているうちは人生は絶対に変わらないので。
(今まで同じ選択肢を選ぶため)
あなたの判断基準はなんですか?
ぜひ、決断することは考えてみてくださいね。
それでは、またのメールをお楽しみに。
ここまで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m