春一番とかの名称は誰が言い始めたんだろうと気になる前村です。(昔の人はすごいですよね)
さて今日は「急がば回れ」というテーマでお話しします。
先日車を運転していて、ナビ通りに行くと道が混んでいたので裏道を使ったんですよ。
よく使う裏道なので、空いてると思って使ったところ。
そんな日に限って工事をしていて、二の足を踏みました。
混んでいたので近道をしようと思ったのに、それも淡い期待で到着時刻が遅れてしまい
「あー急がば回れって大事だなー」って久々に思いました。
こうした格言は昔から言われるだけあって、その通りだなと感じますよね。
そして、この急がば回れという考えは資産運用でも応用できるんですが、わかりますかね?
それが資産を増やしたいなら、短期投資ではなく長期投資をしようということです。
資産運用では、時間を味方につけて複利を活用することで堅実に資産を増やすことができます。
しかし、資産運用をする人のうち9割以上が短期的に売り買いをして長期投資ができません。
寄り道せずに時間をかけて行くことができれば、損をする確率も極めてさげることができるのにです。
その原因は、僕が近道をしようとしたのと同じ。
資産運用を通して、お金が増える状態を早く作りたい。
そのために近道をしたい。
そう思うからです。
普通に考えれば10年後、20年後にお金がある状態よりも、今すぐお金がある状態を作りたいですよね。
時間をかけてお金持ちになりたいなんて人は、ごくわずかでしょうから短期的な視点になるのも無理はありません。
しかし、この発想こそが急がば回れなんです。
長期投資をしていれば、防げた損も築けたはずの資産も短期投資にすることで失ってしまう。
これに気づけず、短期投資を繰り返してしまうんです。
そして、暴落など資産を大きく増やすチャンスの時に投資をやめてしまう。
その結果、資産がマイナスになり2度と投資をしたくないとなり投資から離れていきます。
目的地までしっかりたどり着くことが大事なのに、道中で楽をしようとした結果痛い目をみてしまう。
そんな人が後を断ちません。
実際に、僕自身も同じ感覚でFXをして100万円溶かしましたから。
楽して稼げる、増やせるという内容は、ほとんどが夢物語だということに気づきましょう。
そんな上手い話があれば、今頃もっと豊かになっている人が増えているはずです。
短期的に増やすことで苦労している人がいるのであれば、その逆をいけば堅実に増やせることがわかります。
近道をしたい気持ちを抑えて、コツコツ続けるというシンプルな方法が資産運用で失敗しない一番の近道になります。
資産運用はどれだけ増やすかではなく、どれだけ失敗をしないかが重要です。
さて、あなたの資産運用は近道をしようとしていますか?
それとも堅実にコツコツ進めていますか?
しっかり目的地に辿り着けるような資産運用ができるように心がけてみてくださいね。