最近、落語を観てみたいな、と思っている黒田です。
(タイガー&ドラゴンの影響です。)
さて、今日は「年収1000万円vs年収300万円」というテーマでお話しします。
おそらく、
「年収1000万円と年収300万円の人どちらがお金持ちだと思いますか?」
こう質問したら、100人中98人は、「年収1000万円の人です!」と答えるでしょう。
ただ、うち1人は
「いや、年収ではなく資産を持っている人がお金持ちなので、その質問では答えられません!」
と答えるお金の教養がある人ですね。
(※残りの1人はひねくれて逆に答える人です(笑))
そう、高年収=お金持ちとはならない、というのがお金持ちの考え方です。
ただ、「どちらが生活に余裕があると思いますか?」と質問したら、、、
ほとんどの人は「年収1000万円の人です!」と答えるでしょうね。
ただ、本当に余裕があるのでしょうか?
年収1000万円の手取りは約730万円ほどです。
この人が独身なら余裕でしょうが、もし奥さんが専業主婦で子供が2人いたとしたら、、、
730万円÷4人=182.5万円が一人当たりの生活費です。
そして、年収300万円の人の手取りは約240万円。
独身なら、それをそのまま使えるので、一人当たり生活費はそのまま240万円です。
そう、つまり
「年収1000万円の独身vs年収300万円の独身」
これなら年収1000万円の人の方が余裕がありますが、
「年収1000万円の4人家族(奥さん専業主婦)vs年収300万円の独身」
この場合だと年収300万円の人の方が年間60万円近く、余裕があるんです。
でも、ほぼ間違いなく
・年収1000万円の4人家族(奥さん専業主婦)
この人は「年収300万円の独身」の人よりも良い生活をしようとします。
家を買い、車を買い、ちょっといい服をきて、子供も良い学校に入れようとする。
そりゃお金が貯まるわけがありません(^^;
このように「ただの年収」ではなく、「一人当たり生活費」という観点で考えると、正しい「裕福度」がわかるんです。
あなたの家の「一人当たり生活費」はいくらですか?
もしかして、一人当たり生活費が低いのに、高い年収の暮らしをしていませんか?
ぜひ、振り返ってくださいね^ ^