奥さんと2年ぶりにディズニーに行き、全力で楽しんできた前村です。(甥っ子のために車作りをしたのが一番楽しかったです。)
さて、今日は「学費は10倍、時給は2倍」というテーマでお話しします。
先日、10年ぶりに中学時代の校長先生とバッタリ電車で遭遇しました。
10年ぶりなのにも関わらず、一瞬で「あー校長先生!!」と感動の再会。
中学校時代に、周りの反対を押し切り野球部を作ってくれた大恩人だったので、すぐに気づいたというわけです。
そんな僕の恩師である校長先生と、とある話で盛り上がりました。
それが、学費と時給です。
校長先生も紆余曲折あって教員になったと話していて。
当時、大学に通う学費を稼ぐためにアルバイトをしていたそうなんですが・・・
その時の時給はなんと490円。
2023年の埼玉県の最低賃金は1028円。
2時間働いても今の最低賃金に届かない時給でした。
「あー、それだけ時給が低いと学費を稼ぐのも大変だったろうなー」
と思ったのですが、実はそうでもなかったんです。
その当時の年間の大学費用はなんと10万円。
1ヶ月に9千円稼ぐことができれば学費を賄うことができます。
そのためにどのくらい働けばいいのかというと。
1日2時間、週に3日で十分です。
1ヶ月に24時間も働けば学費を賄えます。
その一方で、いま大学に通うためにかかる費用は年間100万円。
(校長先生と同じ私立文系をもとに算出)
いまの大学生がこの費用を負担するためにどのくらい働けばいいのかというと。
1日4時間、週に4日働く必要があります。
1ヶ月に64時間働かないといけません。
50年前と比べて、今の人は約3倍も働かないと学費が用意できない時代になりました。
学費に限らず、いまは生活に必要なもの全て物価が上がっています。
給与についても約30年上がっていません。
その結果、生活をするために
とにかく働き、できる限りの節約。
それでも物価は上がるので、また働き節約をする。
いつまで経っても働き、節約することしか選択肢がない。
お金を貯める方法も貯金だけ。
これだと当然生活は苦しくなるばかりです。
そんな生活は絶対にいやですよね。
少しでもゆとりある生活をするためには
・収入を増やす。
・支出を減らす。
・資産運用をする。
この3つの要素が必要不可欠です。
ただし収入を増やすにも支出を減らすにも必ず限界があります。
時間的な拘束、生活的な拘束、様々な縛りが生まれてしまう。
その中で、資産運用だけは唯一大きな縛りがなく誰でも取り組める。
働くことがベースになるのは変わりません。
ですが、もしあなたが少しでもゆとりある生活を目指したいのなら…
これからは生活に資産運用を取り入れることも必要です。
コロナの影響もあって、良くも悪くも働き方に多様性が生まれました。
あなたの持つお金の就職先も、銀行だけでなく多様性を持って決めてみてくださいね。