子供への金融教育
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今年は日傘を新調しようと考えている前村です。(日傘があるだけで体感温度が4℃変わるらしいです。)

 

さて、今日のテーマは「お金の教育で最初にやること」というテーマでお話しします。

 

昨日、子供の頃に触れたお金との関わり方が重要だと話しました。

 

親としては、できれば自分の子供にはお金に困って欲しくないですよね。

 

僕にも、甥っ子姪っ子が16人いるのでみんな大切です。

 

でも、そんな子供にお金って何?

 

どうやったらたくさん手に入るの?

 

と言われたら、あなたはなんと答えますか?

 

子供は純粋ですからね。

 

時に、僕たちがあたり前思っているものを不思議がります笑

 

ではお金とは何か?

 

それは

 

価値と交換するもの

 

価値の尺度を測るもの

 

価値を保存するもの

 

です。

 

お金そのものに価値があるのではなく

 

価値あるものを手にするための、ツール(道具)ということです。

 

例えば、500万円の車が欲しい!

 

この欲しいという気持ちの中には

 

昔から憧れていた願望を叶える。

 

家族全員が乗れる方法になる。

 

その車に乗ればモテそう。

 

などがあるわけです。

 

こうした自分にとって価値あるものを手にするために、お金が必要なんです。

 

お金という紙ではなく、その紙と交換できる「価値」が欲しい。

 

では、次に「価値」とは何か?というと

 

それは「問題解決の対価」です。

 

例えば、先ほどの例で言うと。

 

車に乗ればモテそうというのも。

 

モテることによって自分が満たされる、という欲求を満たすためであったり。

 

モテないことで、自信を持つことができない自分への不満や不安を解決したい。

 

そんなマイナスの感情を取り払うためなど。

 

2つの軸で見ることができます。

 

どちらも、今の自分にはないと感じる課題。

 

いわゆる問題を解決するために車が欲しかったわけです。

 

その価値を求めて、人はお金を払います。

 

そのため、お金の本質は自分にとって必要な価値を手にするために使うもの。

 

その価値とは「問題解決の対価」であるということです。

 

お金を稼ぐことができ、お金が集まる人はより多くの人の問題を解決しているから。

 

お金を稼ぐことや、たくさん持つことが卑しいと思う人は、お金の本質をまだ見ることができていないのかもしれません。

 

お金という紙だけを求めたら、ただの銭ゲバになりますからね。

 

そうではなく、お金の先にある「問題解決の対価」という視点を持てると取り組み方が変わります。

 

子供に最初に伝えるべきことは

 

「人が不安や不満に思うもの、叶えたい願いがあるものをよく見て。」

 

「その願いを叶えることの対価がお金だよ」

 

ということ。

 

どれだけ学校の勉強をしても、人の気持ちを読み取ることは難しいです。

 

相手を思いやり、考えることは相手と向き合う中で生まれるので。

 

だからこそ、いい学校にいくことが全てではないと僕は思います。

 

知識もまた、問題解決をするための手段でしかないので。

 

そもそも問題に気づくことができなければ、意味がありませんからね。

 

お母さんがお仕事で疲れていたら、代わりに洗濯物を取り込んであげる。

 

お父さんが疲れて帰ってきたら、肩たたきをしてあげる。

 

小さい頃からやっていたことの本質は、どれも問題解決だったんです。

 

これを自分の意思で気づけるようになれば、人にも優しくなれて自然とお金にも好かれるようになります。

 

子供への金融教育としてまず、どこに問題がありそうか?

 

問いかけて、問題解決力が上がるようにサポートしてあげてみてくださいね。

 

相手に問いかけるうちに、あなたも少しずつ磨かれていきますので。

 

 

 

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