妻から「手土産」や「ちょっとしたプレゼント」のセンスを勉強している黒田です。
さて、今日は「子どものため?」というテーマでお話しします。
お子さんがいたら、ぜひご一読いただけると嬉しいです。
僕自身、いろいろ相談を受ける中で
「子ども(たち)にお金を残してあげたいです。」
「子ども(たち)が苦労しないような教育を受けさせてあげたいです。」
このようなことを言われる方々がいます。
家族思いで素晴らしいことですよね^ ^
ただですね、ちょっと違うなーと感じることもありまして、、、
まず、「お金を残すこと」に関してですが、これはあんまり意味がないです。
なぜなら、お金をいくら残したところでお金の正しい使い方を教えていなければ散財して終わり。
実際に、子どもにお金を残した場合は、揉め事の話が大半。
相続争いで兄弟喧嘩とか、親の財産をあてにした生活をしていて無くなったときに生活困窮とか、、、
お金を残すよりも、優先すべきは「お金の教育」の方かと。
でも、自分がお金の勉強をしていない人は教えられないんですよね^^;
だから、安易にお金を残そう、と考えてしまうのですがそれは辞めた方がいいです。
また、「苦労しないような教育」として「大学」を想像する人も多いですが…
「大学に行くこと」=「将来苦労しない」とはなりません。
大学行って、苦労している人めちゃくちゃ多いですから。
逆に大学に行かなくても余裕ある生活をしている人は大勢います。
※実際、僕も大学は行かず専門学校
誤解しないで欲しいのは、「大学に行かせるな」と言いたいわけではありません。
それよりも、「本当に将来苦労しないような教育はなにか?」を考えて欲しい、ということです。
それこそ、お金の教育もその1つでしょう。
正しいお金の使い方を社会人1年目から知っていれば、将来困るなんてありえませんから。
「子どものため」を本当に思うからこそ、「何を残し、何を伝えるべきか」はちゃんと考えたほうがいいのかな、と思います。
安易に、お金を残す、とか、大学に行かせる、は解決策じゃない可能性が高いです。
しかも、そのために自分たちの老後のお金を確保できない、とか本末転倒ですし^^;
いい人ほど、自分で背負い込もうとする傾向があるのでぜひお気をつけください。