4.外資系保険について知ろう
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僕の資産運用の体験談を再開しますね^ ^

・不動産
・投資信託(日本)
・日本株
・事業投資(VC含む)

こちらのお話はタイムラインにありますので、まだご覧になっていなかったらぜひ。

さて、今日のテーマは「外資系保険」です。

 

外資系保険とは、簡単にいうと日本の保険会社ではなく、「海外の本社で海外の株式や債券で運用する終身保険」だと思ってください。

海外の方が利息がいいので、大きなリターンが期待できるってやつです。

僕が外資系保険の話を知ったのはある投資コミュニティの方からでした。

初心者が長期で運用するなら、これが一番ですよ!と言われて興味を持ったんです。

保険会社は「コーンヒル(CH)」と「プレミアムアシュランス(PA)」でしたね。

最初に聞いた話は

・元本確保
・利回りは4~9%
・海外の優秀なファンドマネージャーが運用
・世界的に売れている
・日本の保険会社では買えない
・ドル建てでの運用

こんな感じだったかと。

当時はあまりこの分野に詳しくなかったので「利回り4~9%で運用ならいっか」と思い、積み立てることにしました。

 

外資系保険のメリットは

・利回りが高い 
4~9%が期待できるので貯金や日本の保険よりは全然いい

・元本確保
基本的には元本割れしません

 

デメリットは

・流動性が低い
解約手数料は高く、自由な引き出しはできない

こんなところでしょうか。

そこまで大きなデメリットはないですね。

 

ですが、もし今もう一度同じ商品を紹介されたとしたら入りません(^^;;

これは投資信託の時と同じで「外資系保険」がダメなのではなく「アメリカ株」の方がいいからです。

 

まず、手数料がアメリカ株よりも高い。

たとえばPAだと

・年間管理手数料1.9%
・スプレッドチャージ2%
・プラン手数料5ドル

これだけかかるので、仮に毎月の積立額が500ドルだと、3.9%が手数料です。

対してアメリカ株の手数料は0.5%。

この3.4%という手数料の差が大きいのです。

 

仮にどちらも毎月5万円30年を8.5%で運用できたとします。

アメリカ株の場合は、手数料が0.5%なので、実質は8%運用。その場合だと、約7千万円になります。

一方で外資系保険だと、手数料が3.9%なので実質は4.6%運用。その場合だと3800万円になります。

同じ8.5%の運用なのに手数料の差で3200万円も変わっちゃうんです。

 

だったら、どちらがいいか明白ですよね?

また、アメリカ株には配当があります。

仮に7千万円の年3%配当だと年間で210万円。それが20年続けば、4200万円の配当が受け取れます。

そうすると、7000+4200=1億1200万なので、外資系保険との差は7400万円です。

 

同じリスクで運用しているのに、この差は納得できないと思いませんか?

だから、僕は買わないんです。

ただ、「元本確保」があるのが魅力じゃないですか?と思いますか?

 

でも、よーーーく考えてください。

そもそも何で元本確保できるんだと思いますか?

それは海外で長期運用した場合に元本を下回ったことなど、過去に1度もないからです。

可能性が限りなく0に近いわけですから、そりゃ元本確保できますよね。

また、毎月の積立を最後まで払い続けられる人もごく少数。

そうなると、保険会社のリスクはほぼ0で、手数料分めっちゃ儲かる。

そういう仕組みになっています。

 

実際、外資系保険で有名な「プレデンシャル」という会社は最初の年の掛け金の50%とよく年以降の8%が営業マンにバックされるそうです。

仮に毎月5万円なら、30万円+毎年4万8千円は営業マンに入っているわけです。

元プレデンシャルの人が言ってたので正確なデータではありませんが、ある程度性は信用できる数字かと。

そんだけ手数料で取られるなら自分でアメリカ株で運用した方がいいよね、というのが僕の結論です。

 

今日のまとめ

・外資系保険は海外会社の終身保険
・貯金や日本の保険よりも利回りが大きい
・ただ、アメリカ株やネット証券よりは手数料が高い
・毎月5万円30年だと7000万円以上の差
・基本は自分でネット証券で運用する方をオススメ

貯金や日本の保険よりはマシですが、できればアメリカ株にしましょう^ ^

 

明日は仮想通貨のお話です。

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