妻との散歩が日課の前村です。(話が盛り上がって1時間半も歩きました。)
さて、今日は「事実に目を向けよう」というテーマでお話しします。
先日、甥っ子のサッカーの試合を見に行ってきました。
初めて試合を見る喜びと甥っ子に見に来て欲しいと頼られる喜びを感じていたのですが、
「今回の相手は勝てる相手じゃない、相手は〇〇市で2位のチームだから」と言われたんです。
同じスポーツマンとして試合前の簡単な情報だけでそんなことを言うなんて信じられん!
と少し残念な感情を抱いていました。
そして、試合当日。
甥っ子からユニフォームを聞きそびれ、どれが甥っ子なのかわからぬまま応援していたところ…
3-0で青いユニフォームのチームが勝ちました。
甥っ子からは勝てる相手ではない、と聞いていたので
負けてしまったチームに向かい、甥っ子に声をかけようとしたんですね。
すると、青いユニフォームを着た甥っ子が駆け寄ってきました。
なんと甥っ子は負けると思っていた相手に3点も取り勝っていたんです。
僕は試合で起きている事実ではなく、
甥っ子の簡単な情報だけを聞いて負けてしまったと決めつけていました。
試合前まで甥っ子の発言に悲しんでいたのに、です。
僕のように、人は無意識のうちに「事実」ではなく「イメージ」で
物事を決めつけてしまうクセがあります。
これはお金にも言えることで
・貯金は安全だ
・保険に入るべきだ
・投資は怖い、損をする
など「事実」ではなく「イメージ」をもとに考えてしまう方が多いんです。
ですが、過去の歴史を振り返ると…
貯金は物価などの影響を受けて
もっともお金の価値を減らす行動だと分かります。
日本人の9割が加入する保険についても
不安だからと漠然としたイメージで入る方が多いです。
でも、健康保険の制度を理解すると
保険を必要とする人は9割もいるはずがありません。
タイミングを見て短期的な売り買いをする投機はリスクが高い。
ですが
本来の価値を見て時間をかけ投資する長期投資はリスクが低いです。
(子育ても投資の一部です)
どれも事実ではなく漠然としたイメージによって判断してしまっています。
もし、あなたが漠然としたイメージでお金と向き合っていたら
「事実はどうか?」
ぜひ考えるきっかけにしてみてくださいね。
PS.マネーアカデミーでは過去のデータなどの事実も踏まえてアメリカ株をおすすめしています。