さて、今日は「すり合わせ」というテーマでお話しします。
妻との会話の一幕。
私「出産、無痛分娩じゃなくてよかったの?」
妻「んー、確かに怖さもあるけど自然分娩も経験してみたいんだよね」
妻「それに、無痛分娩に何十万もお金をかけるぐらいだったら、産後の旅行にとっておきたい」
私「なんとなく、愛絵ならそう話す気がしました」
何気ない会話ですが、お互いの価値観や考えが溢れている内容です。
女性にとって出産は、僕たち男性には理解したくても理解しきれない領域のことだと思います。
妊婦になり、一人の命をお腹に宿し続けて約10ヶ月。
ようやく会えるというタイミングで、今までの人生で味わったことのない恐怖や痛みと戦う。
時にそれが、会えることへの喜びとなる人もいるでしょう。
一方で、恐怖から夜も眠れない人もいたりします。
その中で僕ができることを確認しながら、サポートを続ける日々。
この、1つ1つの確認という作業が、とても大事だと僕は思っています。
例え家族であっても、価値観や考え方は異なります。
良かれと思ってした行動が、相手からすると迷惑だったり。
今のタイミングではないと感じたりすることも。
かといって、全員が全員テレパシーを使えるわけではないので日々、お互いに考えや価値観をシェアすることが大事です。
「察してよ」
と男女ともによく言いますが。
そんなの無理です。
日々お互いに確認をしあっても、その日の体調や気分によって求めることも変わるんですから。
常に阿吽の呼吸で過ごすのは、もはや達人なので。
ただ、日頃からお互いの価値観や考え方をシェアしておけば、何を求めているのか?
ある程度は、わかります。
何もわからない状態なのか、最低限の理解があるのかでは雲泥の差があるので。
出産前や、家事や仕事で追われてる時など、余裕がないタイミングで毎度毎度確認されるは、イラっとしますからね笑
日々の生活の中で、ベースとなる価値観をシェアしておくことがおすすめです。
お互いの価値観や考え方を理解していれば、時間の使い方もお金の使い方も納得できます。
そうすれば、家族にとっての豊かさも倍増しますので。
独身の方であっても、自分の考えを言葉にして、自分と対話することで価値観が明確になります。
言葉にしてすり合わせる。
これができれば摩擦が少なくより、豊かな方向性に進むのでぜひ、日々の生活の中から意識してみてくださいね。
それでは、また!