ゆみこ、よしのり、くるみに毎朝水をあげるのが日課の前村です。(観葉植物です笑)
さて、今日は「投資のきっかけは身近にある」といったテーマでお話していきます。
僕は埼玉県の坂戸市というところで育ちました。
一般的に関東は人口が多いイメージがありませんか?
ただ、僕の地元の同級生は50人しかいません。
男子20人、女子30人と必然的に男性がモテやすい環境でした。
現実はそう甘くなかったんですがね笑
そんなことはさておき、僕の地域は同じ坂戸市の中でも圧倒的に人口が少ない地域でした。
昔から少なかったのかというとそうではありません。
僕には一回り離れた姉がいるのですが、姉の同級生は80人ほどいます。
僕の時代の1.5倍もいました。
時代とともに人口が減ったということですね。
そして、最近聞いた話によると小学1年生の人数はなんと7人だったそうです。
他の地域と比べても少子高齢化の進んでいる地域としてニュースにも出ました。
小学生が減っているということは自然と街全体の人口も減っています。
そして、高齢者が増えていることで買い物による消費も減少。
その結果、地元の商店街の雰囲気もガラッと変わりました。
大好きだった加藤精肉店がなくなり、小学生が通い詰める文房具屋のいわいづら書店が縮小。
商店街は気づけばシャッター街に。
さて、僕の地元と同じような変化があなたの地域でも起きていませんか?
人口が減ることで消費が減り、お店が少なくなっていく。
人口と経済は密接な関係があるんです。
これは投資をする上で必ず抑えておきましょう。
人口が減少している地域では、経済が回らなくなりお店はどんどん減り。
すると街全体が不便になり、そこに住みたいと引っ越して来る人も減る。
その結果、さらに街全体の経済は悪化する。
反対に人口の増えている地域は栄えて、さらに人口が増え経済も回る。
この状況を拡大したのが、日本経済やアメリカ経済などです。
大きく違うのは、人口以外にも経済を回すのに輸出と輸入なども関係すること。
人口が少なくても、自分の地域の商品を他の地域の方が手に取ってくれたらいいわけです。
実際にあなたの周りにも、海外の製品が溢れていますよね。
携帯を開けばAppleやGoogle、外を出るために靴を履いたらNIKE。
車を少し走らせたらMcDonaldやStarbucks。
買い物にぷらっと西友(ウォルマートが株主)で食器洗剤JOYを購入(P&G)
ほら、こんなにたくさん。
日本は人口も減り、国内での需要も少ない。
一方でアメリカは人口も増えて、世界中をお客様にできる企業がたくさんある。
アメリカ人口だけでなく、世界人口を味方にできる。
これがアメリカ企業の強さの理由です。
人口と経済の関係がわかると、あなたの投資の参考にもなります。
投資って、なんか難しいなと思いがちですよね。
でも、周りを見渡してみると、あなたの住む地域の状況に投資のヒントが隠れているかもしれません。
今までとは違った形で街を見るのも楽しいので、ぜひ試してみてくださいね。