妻からフライングバレンタインをもらった前村です。(めちゃくちゃ美味しかったです^ ^)
さて、今日は「オルカンとは?」というテーマでお話しします。
昨日のメルマガで「オルカンでの積立投資を続けても大丈夫ですか?」
という質問が多いことを話ししたところ
「そもそもオルカンとは?」
「アメリカ株積立と何が違うの?」
こんなご質問があったので、
今日は、いま人気の「オルカン」と「アメリカ株積立」の違いについて解説していきます!
まず、結論から伝えるとこの2つの違いは
1.「福袋」か「自分でコーディネート」
2.「分配金」か「配当」
大きくこの2つです。
長くなるので、今日は1つ目だけ説明していきます。
まずオルカンとは全世界株式(オールカントリー)という投資信託です。
オルカンに限らず投資信託という商品は、複数の株や債券などを組み合わせた「セット商品」になっています。
投資をしたいけど、どこに投資をしたらいいかわからない。
そんな投資初心者の方に向けて、ファンドマネージャーと言われる投資のプロが企業を分析して1つのセット商品として作ってくれている。
これが投資信託です。
その中で、オルカンは全世界株式という言葉の通り、世界中の会社をまとめたセット商品になっています。
実際にその中身は40を超える国と地域の会社が約2900社集まっていて、かなりの分散効果が得られます。
さらに、中身の60%はアメリカ企業なので株価の成長も期待できる。
こうした背景から簡単に投資ができて資産増加の見込みがあるので、投資初心者の方に人気な商品になっています。
ここまで聞くと、めちゃくちゃいいなーと思いますよね。
確かに僕たちも「楽」を優先するのであれば、オルカンはおすすめします。
ただ、投資信託って楽な一方で無駄も多いんですよね。
ぶっちゃけ2900社も会社があったら、成長してくれるいい会社もあれば足を引っ張る会社も入っています。
そうすると、足を引っ張る会社ってできれば無くしたいんですよね。
投資信託はイメージでいうと「福袋」に似ていて。
いろんな商品が入っていて、一見いいように見えますが、中身を見てみたらほとんどいらない。
これは勿体無いので、できることならいらない会社を省いていい会社だけを買いたい。
そう思いますよね。
そこで出てくるのが、マネーアカデミーがおすすめしているアメリカ株積立です。
これはオルカンでも中心になっているアメリカ企業を、セットではなく個別で買っていきましょうというもの。
アメリカ株の中には、あなたの生活にも身近なアップル、Google、マクドナルド、スターバックス、ナイキなど色々あります。
こうした企業を1つずつ選んで直接買ってあげる。
それも1つの会社だけではなく、10~25社ほど選んでしっかり分散もします。
あなたが洋服を買う時に、Tシャツだけ買ってもコーディネートは組めませんよね。
靴もアウターもパンツも一通り買って、初めてコーディネートが完成します。
それと同じように、自分でアメリカ株のコーディネートをしていくのが「アメリカ株積立」です。
これをすることで、足を引っ張るような無駄な会社を買わずに効率よく資産運用をすることができるようになります。
オルカンなどの投資信託はお店側で作られた福袋。
アメリカ株積立は好みのものを選び自分でコーディネート。
こんな違いです。
どちらでも投資を行うことができますが、とにかく楽をしたい。
そう思うならオルカンなどの投資信託がいいでしょう。
福袋は買いたくない!
できることなら無駄なくお金をかけていきたい。
そう思うならアメリカ株積立がいいでしょう。
どちらも中心になっているのはアメリカの大企業です。
なのでリスクは大きく変わりませんが、無駄なものを買うことによるリターンの差は生まれます。
その要因となるもう1つの違いが「分配金か配当」です。
こちらについてはまた、後日お話ししていきますね^ ^
今日は長くなったのでひとまずここまで!
また、お会いしましょう!