アメリカ株とアメリカ国の違い
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子供の頃、ロールスロイスを食べ物だと思っていた黒田です。
(ロールパンとかロールキャベツ的な)

 

 

 

さて、今日は「アメリカ株とアメリカ国の違い」というテーマのお話です。

 

 

 

僕はアメリカ株を推奨しています。

ただ、その中で「これからアメリカ株は大丈夫なのでしょうか?」という質問を受けることがあるんですね。

今はアメリカはいいかもしれないけど、今後はどうなるんだろう?と心配する気持ちも分かります。

 

 

ここで区別して欲しいのが「アメリカ国」と「アメリカ株式」の違いです。

 

 

現在、世界でもっともGDPが高い国はアメリカで、その割合は24%にも至ります。

世界の4分の1の生産をアメリカが行なっているわけです。

ついで中国が2位で16%くらいですね。

GDPで考えると、中国がアメリカに迫ってきている、という見方もあります。

 

 

 

次に「アメリカ株式」で考えてみましょう。

 

 

実は「アメリカ株」とは読んでいますが、これは「アメリカの企業」というわけではありません。

正確には「アメリカ株式市場に上場している企業」の株がアメリカ株です。

 

 

そして、アメリカ株式市場にはヨーロッパや日本の会社も上場しています。

日本でも有名なトヨタやソフトバンクも実はアメリカ株式として買えるんです。

 

 

そして、このアメリカ株式市場には世界の株式のなんと40%が集まっています。

ちなみに2位は中国で15%、3位が日本で7%くらいです。

これは世界の半分近くの会社のお金がアメリカに集まっているってこと。

 

 

つまり、アメリカ株がダメになるときは世界中がダメになります。

 

 

冒頭の「これからアメリカは大丈夫なのでしょうか?」という質問は、

「これからの世界は大丈夫なのでしょうか?」という質問と同じ意図になるんです。

 

 

そして、世界はどんどんよくなっていて世界の会社は伸び続けています。

万が一ダメになったとしたら、そもそも何をやっていてもダメ。

あなたも職も失うでしょうし、普通の生活はできないでしょう。

 

 

あなたにアメリカ株に投資するか、しないかという選択肢が2つあるとします。

考えるパターンは、世界がよくなるか悪くなるか。

 

 

1.アメリカ株に投資して世界がよくなる
→株価は上がるから人生が豊かに

 

 

2.アメリカ株に投資して世界が悪くなる
→株価は下がって投資は損に。ただ、世界中が終わっているので投資関係なく大変。

 

 

3.アメリカ株に投資しないで世界がよくなる
→投資していないので、自分のお金が増えずに将来困る可能性大

 

 

4. アメリカ株に投資しないで世界が悪くなる
→世界中が終わっているので、結局大変。

 

 

この4パターンのどれかになります。

 

 

 

こうやって考えると1以外選ぶ意味ないんですよね^^;

 

 

つまりアメリカ株の心配をするってことは世界の心配をするのと同じ。

そして、世界が悪くなったら投資関係なくダメなので心配する意味がない、ってことになります。

世界の心配する前に自分の会社の心配した方がいいですから^^;

 

 

あなたも、しっかりと「アメリカ株とアメリカ国の違い」を理解しておいてくださいね。

 

 

 

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