首が回復したと思ったら、また痛みがぶり返し、仕事がはかどらなくなったので、また安静にして今度こそ回復し始めた黒田です。
(健康は本当に大切ですね…)
さて、今日は「どんどんやばい」というテーマのお話です。
先日、「金融広報中央委員会」調べで、あるデータが出されていました。
それが「年齢別平均貯蓄金額」です。
ようは、「今の30代は〇〇万円くらい資産を持っている」「今の60代は〇〇万円くらい資産を持っている」
このデータになります。
ちなみに資産にはマイホームは入りません。主に貯金や積み立て保険だと思ってください。
日本人は「平均的」が好きな生き物です。
ですから、周りがどれくらい貯金しているか?
気になる人も多いのでしょう。
ただ、このデータの結果が個人的には衝撃でした^^;
現在の60代の平均貯蓄金額ってあなたはどれくらいだと思いますか?
今は2000万円問題と話題になっていますが、その数字にどれくらい近いのでしょう。
ちなみに平均は1305万円だそうです。
やはり、2000万円には届いていないのが分かります。
ただ、これは「平均」の数字。
平均値というのは上の数字に引っ張られます。
そこで、「中央値」を見ています。
ようは、100人いたら50番目の人の数字です。
実は中央値になると…
資産金額は300万円まで減ります。
つまり、60代の半分は貯金が300万円以下だってことです。
この人たちはほぼ確実に老後破綻でしょう^^;
さらにもっとやばいデータがありまして…
それが「50代の資産金額の中央値」です。
60歳は300万円でした。
では、今の50代はどれくらいお金を持っているのか?
50代の中央値はなんと「30万円」です。
桁が間違っているわけではありません。
50代の半分の人は貯金が30万円以下なんです。
これ、かなり衝撃じゃありませんか?
ここからあと10数年で2000万円貯めるなんてできるのでしょうか???
実は、年代別に見るともっとも貯蓄金額が少ないのが50代です。
理由は30代、40代に貯めたお金を子供の学費、親の介護、家の修繕などで使ってしまうから。
50代で2000万円以上の資産を持っている人は全体の1割程度しかいません。
つまり、現在の50代の9割近くの人は「老後破綻する可能性が高い」ってことです。
9割ですよ、9割。
これちょっと衝撃的ですよね^^;
この背景には「年金の減少」もあります。
今の60代は、比較的年金がもらえている世代です。
ですので、貯金が少なくてもまぁ年金でなんとかなる人もけっこういます。
ですが、これから年金は減る一方。
そう考えると、今の50代が60代になった時の貯金額はもっと減ってしまうでしょう^^;
じゃあ、今の20代、30代、40代は?
税金は上がり、年金は減る。
おそらく今の20~40代が50代になった時の貯金金額は「今の50代」より少なくなると思います。
なぜなら状況は悪化していく一方だから。
「9割が老後破綻しそう」という状況よりも悪化してしまう。
そこまで考えて「うわ、やばいな」と思ってしまったわけです^^;
普段からお伝えしていますが、今は「みんなと同じような生活」「みんなと同じようなお金の貯め方」をしていたら、ほぼ間違いなく生活は破綻します。
どこかで、「みんながやっていないこと」を取り入れたほうがいいです。
その1つがお金の勉強や資産運用でしょう。
早く気づいて早く対策。
ぜひ、気をつけてくださいね。
それでは、またのメールをお楽しみに。
ここまで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m