やっちゃいけないお金のこと―ファイナンシャルプランナーには相談するな!
今日は、やっちゃいけないお金のこと、です。
お金についての相談の中で多いのが
「ファイナンシャルプランナー(以下FP)に相談して、資産運用をはじめました。」という人です。
これを聞いた瞬間僕の中では、「やっちゃったな…」と思っています。
なぜなら、資産運用の相談はFPにはしない方がいいからです。
「え!?お金の相談ってFPにするものじゃない?」と思ったかもしれません。
これは大きな間違いです。
なぜなら…
FPは「資産運用のプロ」ではない
FPは「お金の知識のプロ」なだけで「資産運用のプロ」ではないからです。
どういうことか説明しますね。
あなたは、FPの資格の取得方法は知っていますか?
FPの資格は筆記試験に合格すれば取得できます。
つまり、そこそこお勉強ができれば誰でも取得できるわけです。
ただ、そのお勉強の内容は実践的な内容ではありません。
学校で習ったことって社会に出ると、ほとんど使えないじゃないですか?
それと一緒でFPの勉強したところで資産運用を実践するにはほとんど使えない知識ばっかりです。
結果、FPのほとんどが「FPなのにお金に困っている」という状態になってしまいます…
お金のプロなのに、お金に困っている。
意味わからなくないですか?
だから、FPに相談している人は「お金に困っている人にお金の相談をしている」ということになります。
FPはどうやって稼いでいるのか
さらに、FPのほとんどが無料セミナーや無料相談で保険や株式、投資信託の案内をしています。
なぜ、無料でそんなことをしているか知っていますか?
彼らは、紹介した商品を買ってもらえると手数料がもらえるんです。
だから、手数料の高い商品を勧めたがります。
こっちのことを考えているふりして自分のことを最優先で考えている。
それが、多くのFPの実態です。
もちろん、ちゃんとしたFPの方もいるでしょう。
ただ、僕の感覚だと90%くらいのFPはただのお金の知識を勉強しただけで、お金に困っている人です。
その人たちは手数料で稼ぐしかありません。
あなたは、1割しかいいないFPに出会えるでしょうか?
本当にいい商品すすめるFPが少ない理由
ちなみに無料で相談にのるFPは99%ハズレです。
なぜなら、本当にいい金融商品は手数料がもらえないから。
たとえば、僕は海外の株式を勧めていますが、それを買ってもらっても僕には一円もお金は入りません。
無料で相談するFPは海外の株式を勧めたら自分には一円も入ってこない。
だとしたら、ただ働きですよね^^;
つまり、相談料かスクール運営などで利益を得るFPじゃない限り、本当にいい金融商品を教えてもらうことはできないのです。
僕がスクールやコンサルティングを有料にしているのは、そこで利益を得ることで、本当にいい商品をお伝えできるから。
本当にいい金融商品を購入してもらえれば、スクールやコンサルティングの料金なんてすぐに回収できるので、僕にとっても相手にとってもメリットがあります。
また、お金が増えればリピートしてもらえるのでwin-winの関係が築けます。
この仕組みを理解しないで、FPに相談して損をしている人がけっこういるんですよね^^;
もし、あなたがFPに相談して資産運用を始めた、もしくは始めようと思っているのなら…
1割のいいFPかどうかちゃんと判断してくださいね。
ただし、FPが嘘をついているわけではない
ただ、誤解しないでいただきたいのは、「FPに相談してはいけない」のであって、「FPが嘘をついている」わけではないということです。
FPの人たちは、あなたを騙そうとしているのではなく、ただ「資産運用の知識で知らないことが多い」だけなんです。
これは、レストランで考えるとわかりやすいです。
たとえば、FPの人は自分の地元の中で美味しいお店を知っている。
そして、その美味しいお店をあなたに紹介します。
これは、本当に美味しいと思って紹介しています。
ただ、それはあくまで「地元で美味しいお店」です。
そのお店よりも美味しいお店は全国にいくらでもある。
ただ、その全国にある美味しいお店をFPの人は知らない。
だから、あなたにオススメすることができないのです。
知らないものは紹介できないですからね。
このレストランが資産運用だと思ったらわかりますよね。
FPの人は自分の知っている資産運用の中で、あなたにオススメします。
でも、その資産運用よりもいい資産運用が本当はいっぱいある。
それを知らないわけです。
でも、レストランなら問題ないですが、資産運用ではこの知識の差が自分の資産を数百万円〜数千万円変えてしまいます。
だから、FPではなくもっと資産運用の知識のある人に相談しましょう!
こっちが正しい考え方です。
なんにでも当てはまりますが、相談する相手のレベルで自分のレベルも変わりますからね。
そのあたり意識していただければいいと思います^ ^
まとめ
・FPは「お金の知識のプロ」なだけで「資産運用のプロ」ではない
・FPのほとんどが「FPなのにお金に困っている」という状態
・FPに相談している人は「お金に困っている人にお金の相談をしている」状態
・多くのFPは相手によい商品よりも手数料の高い商品をすすめて利益を得ている
・相談料かスクール運営などで利益を得るFPじゃない限り、本当にいい金融商品を教えてもらうことはできない
・全体の1割にも満たない良いFPを見極めて相談する必要がある
・ただしFPが「嘘をついているわけではない」ことを理解する必要がある
おまけ.あなたはもう受け取りましたか?