板前だった頃、わりと大変な生活を送っていました。
朝早くから夜中まで働き、休みも週一回。
安い給料で、有給も使えず、なかなかしんどい時期でした。
当時、僕は自分なりに「頑張っている」つもりでした。
頑張って頑張ってもく好転しない状況に、いつも怒りを感じていたんです
そこから逃げ出し、いろいろあって今があります。
ただ、最近、今更ながら当時を振り返って思うことがあります。
それが「我慢」と「努力」は違うということです。
当時の僕は頑張っているつもりでした。
自分なりに仕事を一生懸命取り組んでいました。
でも、いま考えると、ただ与えられた状況に「我慢」していただけったんです。
本当に、状況を変えたいなのなら「我慢」ではななく、その状況を変える「努力」が必要でした。
板前をやめて、管理栄養士になるために勉強したのは「努力」だったと思います。
仕事が終わってから、毎日のように受験勉強をしていました。
辛い時期ではありましたが、おかげで今につながっています。
あなたに、この経験から、なにを伝えたいか?
もし、あなたが「我慢」しているだけなら状況は変わらないということ。
そして、「我慢」ではなく「努力」をした方がいいってことです。
僕も昔は頑張っているつもりでしたが、それは我慢しただけだった。
そこから、努力に切り替えたおかげで今がある。
だから、あなたも「我慢」から「努力」に切り替えることで新しい道が開けることもあると思います。
「我慢」と「努力」
似ているようで違う言葉ですので、お気をつけくださいね。