このページを見ているあなたは、職場の人間関係に悩んでいる、あるいは悩んだ経験のある人ではないでしょうか。あなただけでなく、世の中には同じ悩みを抱えている人がたくさんいます。この記事を書いている私自身も、悩んだ経験のある一人です。
なぜ、職場の人間関係で疲れてしまうのでしょうか。
多くの人は『一人で頑張ってしまうタイプ』ではありませんか?
こんなに一人で頑張っているのに、なぜ周りは理解してくれないのか。
残念ながら他人は、あなたのことをそこまで理解していません。
今すぐ他人への過度な期待はやめましょう。
これからご紹介する『人間関係で疲れない考え方と行動6カ条』を身に着け、これ以上人間関係で悩むあなたから卒業しましょう!
『本来の自分でない人』を演じない
人間関係で疲れてしまう人は、無理して『本来の自分ではない人』を演じている場合が多いです。『仕事ができる人』『いい人』に見られたいからと言って、背伸びをしていませんか?
そういった自分のプライドによって『できる人』を演じることは、自分を追い詰めてしまう大きな原因の一つです。
なぜなら、自分の力量とは関係なく『できる人』を演じ続けなければならないからです。
自分のエゴやプライドは、自身の精神を疲労させる猛毒となり兼ねません。
『本来の自分でない人』を演じることなく、自分の力量を正確に把握し、周囲の人と助け合いながら仕事を進めるという姿勢でいましょう。
受け止め方を変える
職場の人間関係に疲れている人は、あなたの身に起こった出来事を『ネガティブ』に受け止める癖が強い場合があります。
職場には様々なタイプの人がいて、もちろん気の合わない人も沢山いるでしょう。自己中心的でプライドが強く、他人を見下したり、排除したりすことばかり考えている人もいます。
しかし、彼らの言動で、自分の感情をネガティブにするのは避けるべきです。相手の言動が原因で嫌な感情になると、ネガティブな思考が膨らみ、相手への嫌悪感がますます強くなるだけです。
あなたのネガティブな感情は、相手にも必ず伝わります。これが、悪口や陰口の原因となり、どんどん険悪な人間関係へと発展する可能性もあります。
相手のマイナスな言動に引きずられ、あなた自身がネガティブになる必要は一切ありません。
それよりも、相手のマイナスな発言を『聞き流す』『受け流す』と決め、必要以上に深入りするのをやめましょう。
相手の悪口しか出てこない人は、自分に自信がなく、相手より自分が優位に立ちたいと思っている、『ちっぽけでかわいそうな人』なんだと認識しましょう。
他人を変えようとしない
職場の人間関係に疲れている人は、他人に対して『変わってほしい』という欲求が強くありませんか?
あなたがいくら他人を変えようと努力しても、それは極めて難しいことです。なぜなら、人間の変化とは、自分自身が『変わらなければならない』と気づいた時点でようやく実現するからです。
あなたがやるべきことは、自分の価値観を押し付け、自分の言う通りに人を動かすことではなく、相手へ『変化を促す気づき』を与えることです。
相手に自分の価値観を押し付けても、相手は絶対に変わりません。変わったように見えても、一時的に逃れるための対応で、相手はすぐに元に戻ってしまいます。
そして、また腹が立って暴力的な言動で、自分の思い通りにさせようとを圧力をかけます。このような負の連鎖が続き、人間関係はどんどん悪循環のループにハマっていくのです。
あなたが人間関係の疲れから解放されたいのなら、相手を変えようとしないこと。相手に気づいてもらうためには、自分はどういう行動を起こせばよいのか考えてみましょう。
このような考え方が身につくと、相手との信頼関係を深めようとか、尊敬してもらえる存在になろうとか、自分が模範になろうとか、ポジティブな考え方がどんどん見つかるようになります。
挨拶は『先手必勝』
挨拶は仕事の基本です。朝一番の挨拶は『自ら率先』『明るい声』『笑顔』を意識しましょう。自分から率先して挨拶するという姿勢は、職場の人間関係を良好にする強力な効果があります。
相手から笑顔で挨拶をされて、嫌な気持ちになる人はいません。また、ほとんどの人は、挨拶をすれば挨拶で返す習慣が身に付いているため、投げかけた挨拶から何気ない会話につなり、コミュニケーションも取ることができます。
一方、職場の人間関係が良好でない場合は、挨拶をしても無視されることがあるかも知れません。その場合は、あえて『○○さん、おはようございます』と、名前も一緒に呼ぶことで、返事を促してみるといいかもしれません。
挨拶が活発な職場は雰囲気が良く、人間関係も良好なことが多いです。また、明るい声を発声することで、自分の心もポジティブになり、積極的に仕事に取り組めるようになります。
『与えよ、さらば与えられん』という言葉があるように、自分から他人に与えることで、最終的には与えた以上のものが返ってくることに繋がります。
もう一度言います。挨拶は『先手必勝』です!
誰にでも平等に接する
相手を選んで態度を変えることは、相手の『承認欲求』を傷つける行為です。
人間には、どうしても『好き・嫌い』や『合う・合わない』があるため、すべての人に対して平等に接することはできません。特に、職場においてはこの傾向が顕著な場合が多いです。
だからこそ、相手を褒めたり、リスペクトしたりするよりも、たわいもない話かけによって小さな承認欲求を回数多く満たしてあげた方が、人間関係を良好にできます。全ての人と対等な関係で付き合えるからです。
そのような平等な付き合いをしている人は、いざ相手を注意する場合でも『私のことを良く思っていないから注意してくるのだ』と誤解されることはなく、客観的な意見として伝わります。
ネガティブ思考は、ネガティブな出来事しか起こしません。逆もしかり。ポジティブ思考は、ポジティブな出来事を起こします。
このマインドセットを持ち、嫌な人とも前向きに付き合ってみましょう。
そうすることで『良い流れ』『良い連鎖』が起こります。
コミュニケーションをとるなら〇〇時間に話しかけてみる
仕事中は真剣モード(戦闘モード)に入っている人がほとんどだと思います。スピードや正確性が求められる仕事ほど、職場の雰囲気がピリピリしている場合が多いです。
そんな時に、どうでもいい質問をしたり、相手の足手まといになるようなことをしてしまっては、相手のイライラを誘発するきっかけとなってしまいます。
そんな時は、『休憩時間』など、ゆとりのある時間帯を見計らってコミュニケーションをとってみてはいかがですか?
相手も余裕がある時間です。きつく当たられる確率が低いタイミングを狙って話すことで、お互いギクシャクせず、落ち着いて会話ができるかもしれませんよ。
まとめ
人間関係で悩まない考え方と行動6カ条とは・・・
①『本来の自分でない人』を演じない
②受け止め方を変える
③他人を変えようとしない
④挨拶は『先手必勝』
⑤誰に対しても平等に接する
⑥コミュニケーションをとるなら休憩時間
いかがでしかた?
これ以上人間関係で悩む時間を少しでも減らせるように、徐々に今までの考え方や行動を変えていきましょう。人間関係も必ず良い方向に好転していくはずです。
これ以上人間関係で悩むのはやめましょう!
人間関係に悩むあなたから今すぐ卒業しましょう!